内容説明
三谷樹里。科学警察研究所の心理技官。犯罪者の悪意に、自らの心まで侵食されそうな毎日。唯一の安らぎを与えてくれる恋人カゼミチが、突然姿を消した。彼の気持ちを理解していなかったから?「愛している」と素直に言えなかったから?自分を責め続けても、カゼミチは戻ってこない。絶望を押し殺して、事件現場へと向かった―。
著者等紹介
桜井亜美[サクライアミ]
東京都生まれ。1998年『イノセントワールド』で衝撃デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ERION
2
★2 主人公のもろさがつらい。カゼミチ編よりこちらを先に読む方がおすすめと知り、その順序で読んだ。その通りだと思う。2009/11/24
daichan
1
>ぼくたちにはいつだって時間が足りない。命のすべてを懸けて誰かを愛して、両手で過去も未来も包み込むには、あまりにも限られた歳月しか与えられていない。だから一分でも無駄にしちゃいけないんだ、と。今、この瞬間に、心の、魂のすべてを委ねるべきだと…。2015/09/20
砂貴
1
★★★★★蔵書。本の内容とは全く関係ないので申し訳ないのだけど、装丁の男の子すっごいかっこいい。
sayuspi
1
再読。気付いたらまた「カゼミチ→ジュリ」だった。今度読む時は逆の順序で世界を感じてみたい。2010/03/27
あこ
0
ストーリーは嫌いじゃないのに…どうして何も感じないんだろう? 重い事書いてるのに重さを感じない。 切ない事を切ないと言ってしまっているからだろうか?2010/04/05