内容説明
天才・森助教授の行動と思考。天才・古屋兎丸氏による書き下ろしオリジナルマンガ「あみと森くん」他、4大ふろくつき。
目次
1月は新年衝撃吸収
2月が乗ってます
おもちゃの3月
4月を破ってます
5月として最適
6月の醒めない距離
この7月がすごい
あなたの8月が飛ぶよりも速く
へは9月のくの90度右回転
10月は描出の素材
最近11月が多くなっております
私たち12月しました
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年、愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授にしてミステリィ作家。1996年、『すべてがFになる』(第1回メフィスト賞受賞)でデビュー。同作に始まる“犀川・萌絵シリーズ”は広範囲な支持を得て、一躍人気作家となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
21
講演会前後に読了。前の読了は二年前。この二年の間に、現地の土地勘もできて、違った楽しみ方もしている。この時期のPBG3やibookは永遠の憧れだなぁ。あ、MOも(手にすることも使うこともないだろうし)気になる言葉はいくつもある。これを感じられるかどうかは、変わらない森先生ではなく、変わってしまうであろう自分自身にかかっているだろうなと。「つまり、その「かたち」を眺める時間の差でしょう」2015/05/12
tokkun1002
10
日記形式のエッセイ3冊目。2001年。作家の日常が分かる。増版作業だけで大変だ。毎回読んで毎回修正。当然だといえばそうなのだ。そんな中新作も講義も研究も。凄い。2017/08/07
akira
7
日記シリーズ第3段(変則読み) 「デジタルからアナログへの移植作」なるほど! 1999年の1年間だが、1年分の日記って意外と量がある(森先生だからか)ちょうど大学でG3を使い始め、予備校の先生のiBookに憧れていた頃なので、当時を思い出しながら楽しめた。Eudoraとか懐かしくて涙は…出ないが。 自分の大学の先生のブログも面白かったけど、頭の良い人の言葉とか興味は何気なく書かれていても刺激を受ける。 「もの凄〜く太っている人が殺されて、それを『首なし死体』と記述するのはアンフェアでしょうか?」 2013/04/01
たくのみ
3
森先生のエッセイの面白さは、わざとずらされた視点、テーマを拘束しない、語りかけるやさしさ、漂う知性…このなかの、本日の一言がまた鋭い。これだけで本が出せる、あ、もうでてました。古屋漫画の漫画も深い。あみちゃんのお父さんの話の続き読みたいな~。2013/04/16
ひらこう
2
読み応え抜群。Macの話題が多いが、この頃(1999年)Macの販売員をしていたため、懐かしい。古屋兎丸の表紙が素晴らしい。2011/05/05