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内容説明
バス路線として活躍し、今は観光資源となった五新線、北海道の奥地に眠る謎多き名羽線、神戸の鉄道網に今も影響を与える神戸地下鉄道、不運が続いた京阪梅田線…。綿密な実地調査と膨大な資料から、完成することのなかった13の鉄道を追う。
目次
国鉄編(五新線;油須原線;今福線;岩日線;国鉄貨物短絡線;呼子線;名羽線)
公営・私鉄編(姫路モノレール;尼宝線;神戸地下鉄道;阪神海岸鉄道;京阪電鉄梅田線;阪急電鉄新大阪線)
著者等紹介
松村真人[マツムラマコト]
兵庫県神戸市生まれ。大阪工業大学工学部電子工学科卒。廃墟探索をきっかけに廃線や廃道などの交通遺産に目覚める。特に未成ジャンルに強く惹かれ、全国各地を旅している。鉱山などの産業遺産の研究・調査も行っているタイムトラベル系旅行ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
27
著者、CBC「道との遭遇」(Tverで視聴)に出演されているのを見て、この本を古書で購入しました。 鉄道の廃線跡シリーズ等はかなり読んでいて、未成線も出てくるので、こういうジャンルには馴染みがあります。 著者が神戸出身ということもあってか、関西の私鉄絡みの記事が多めですが、北海道内の名羽線の記事などが特に興味深かったです。深名線には間に合わず、乗りそびれた路線の1つ、というのもあったのでしょうが。 これはこれで良かったので、著者の他の本も読みたいです。ファンレター、この方にも送っておこうと思います。2023/10/28
のりっく@泡沫戦史研究所(ワクチンうってもマスク・手洗い・うがい励行!)
3
うちの田舎の島根県で計画された「今福線」は戦前と戦後の2回建設工事が行われ、ついに開通しませんでしたが、戦前の工事の名残がJR下府駅周辺ではっきり確認することができます。田舎にいるときは別になんとも思わなかったのですが、三江線が廃線となるなど近年にわかに「廃線鉄分」が増加しています(当社比) 関西においても「姫路モノレール」、「阪急新大阪線」など手軽に現地を確認できる場所もあるのでこの本で興味の湧いた方はどうぞ。2020/11/17
onepei
2
今福線、よかったです2020/12/26
hideiz
1
知ってる地域のところだけ飛ばし読み。地理に詳しい人、道路や鉄道の好きな人にはなかなか興味深い本でしょう。2023/04/18
kaz
1
当初の予定通りには使われることのなかった橋脚、トンネル等々、ちょっと悲しい物語とも。写真が小さく、ビジュアルが物足りないのが難。図書館の内容紹介は『バス路線として活躍し、今は観光資源となった五新線、北海道の奥地に眠る謎多き名羽線、神戸の鉄道網に今も影響を与える神戸地下鉄道…。綿密な実地調査と膨大な資料から、完成することのなかった13の鉄道を追う』。 2021/02/12