内容説明
大地震を二日まえにキャッチする「生物センサー」の不思議。
目次
1章 ネムノキは、大地震を二日まえにキャッチする―マグニチュード7.4「宮城県沖地震」は予知できていた
2章 800キロ先の地震でも感知できる、ネムノキの驚異の能力―ネムノキは、大地震の前兆を88パーセントの確率でキャッチした
3章 なぜ、ネムノキは地震を予知できるのか―ハイテク観測装置も感知できない異変を、“生物センサー”はとらえた
4章 ネムノキの根は、大地の異変を敏感にとらえる高感度センサー―わずか数ミリの根の先端が、地下深くからの“地震情報”を吸い上げる
5章 ネムノキのデータが、地震のメカニズムを解明する―地球物理学から“地球生物学”へ、確実な地震予知のための新たなステップ
6章 ネムノキ・ネットワークが、第二次関東大地震を予知する―来たるべき大地震に備えて、いま何ができるのか