ヒューマンサイエンスシリーズ<br> ニューロシグナリングから知識工学への展開

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ヒューマンサイエンスシリーズ
ニューロシグナリングから知識工学への展開

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  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784339078350
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3340

出版社内容情報

《内容》 ここ十年,脳の基礎研究の振興は例を見ない盛り上がりを見せている。本書では,脳の応用研究の方向性を探り,本能・リズム・睡眠・記憶など脳システムとしての基本的な機能がいかにして作られ,そして再生されてくるかを記述した。    

《目次》
1 脳研究への期待 ――知の創造と活用をすすめるために――
 〔1〕 は じ め に  1
 〔2〕 複写からドキュメント,そしてナレッジへ  2
 〔3〕 富士ゼロックスにおける知識・脳の研究と創造知フォーラム  7
 〔4〕 脳研究と社会のかかわり  10
 〔5〕 お わ り に  12
2 ヒトの視覚の感受性期間
 〔1〕 は じ め に  14
 〔2〕 正常の視力の生後発達とその検査法  15
 〔3〕 立体視の生後発達とその検査法  15
 〔4〕 生後早期の短期間遮閉による遮断弱視  16
 〔5〕 短期間遮閉例が弱視になる頻度  18
 〔6〕 視覚の感受性の強さと期間  19
  (a) 出生直後は感受性が低い  19
  (b) 短期間遮閉による弱視の原因遮閉時期の分布  20
  (c) 読み分け困難現象から見た視覚の感受性期間  22
 〔7〕 形態覚遮断弱視の治療開始年齢と予後  22
 〔8〕 お わ り に  24
3 脳 波 の 実 体
 〔1〕 脳機能のイメージング  25
 〔2〕 睡眠と脳波(ヒトの場合)  28
 〔3〕 マウスの脳波とレム睡眠  33
 〔4〕 脳 波 の 解 析  36
4 脳機能の復活
 〔1〕 は じ め に  41
 〔2〕 米国で神経再生研究が盛んになった背景  43
 〔3〕 脳・中枢神経再生は不可能と考えられていた  46
 〔4〕 脳・中枢神経は再生可能となった  49
 〔5〕 脳・中枢神経がなぜ再生可能になったか  51
 〔6〕 脳・中枢神経再生・機能回復への新たなストラテジー  56
 〔7〕 脳機能の復活と知識工学との接点  60
 〔8〕 老人社会では脳機能の復活は必須である  61
 〔9〕 お わ り に  63
5 記憶の分子回路
 〔1〕 記憶とシナプス可塑性  64
 〔2〕 シナプス可塑性の多様性  67
 〔3〕 シナプス前機構  71
 〔4〕 PC12細胞を用いた解析  72
  (a) PC12細胞を用いる利点  72
  (b) タンパク質リン酸化依存性,非依存性の短期的制御機構  73
  (c) タンパク質リン酸化による抑制性の短期的制御機構  76
  (d) リン脂質リン酸化による制御機構  78
 〔5〕 PC12細胞から脳の神経回路に  81
 〔6〕 長期的な制御  83
 〔7〕 ポストゲノム  85
6 脳の知識回路
 〔1〕 は じ め に  87
 〔2〕 知識の一側面  88
 〔3〕 知識構築の素過程  92
 〔4〕 物質から機能へ  96
 〔5〕 お わ り に  101
7 ショウジョウバエの性指向性を決定する遺伝子
 〔1〕 ショウジョウバエの性行動  103
 〔2〕 性行動異常突然変異体の分離  105
 〔3〕 サトリ変異体の表現型  106
 〔4〕 同性愛原因遺伝子の同定  109
 〔5〕 性決定メカニズム  112
 〔6〕 フルートレス=サトリ遺伝子による性決定の分子機構  114
 〔7〕 フルートレス=サトリ遺伝子の強制発現による変異体表現型の遺伝子治療  115
 〔8〕 フルートレス=サトリ遺伝子の強制発現による神経系の性転換  116
8 脳 の リ ズ ム
 〔1〕 は じ め に  118
 〔2〕 サーカディアンリズムとはなにか  118
 〔3〕 サーカディアンリズムの仕組み  121
 〔4〕 サーカディアンリズムの発振  125
 〔5〕 サーカディアンリズムの針合わせ  128
 〔6〕 システムとしてのサーカディアンリズム  132
 〔7〕 お わ り に  138
引用・参考文献  139
索引  144

目次

1 脳研究への期待―知の創造と活用をすすめるために
2 ヒトの視覚の感受性期間
3 脳波の実体
4 脳機能の復活
5 記憶の分子回路
6 脳の知識回路
7 ショウジョウバエの性指向性を決定する遺伝子
8 脳のリズム

著者等紹介

吉岡亨[ヨシオカトオル]
1959年早稲田大学理工学部卒業。1959東芝(株)中央研究所勤務。1969年理学博士。1973年横浜市立大学講師。1977年同助教授。1987年早稲田大学教授、現在に至る

市川一寿[イチカワカズヒサ]
1974年早稲田大学理工学部卒業。日本アイビーエム(株)勤務。1989年理学博士。1991年富士ゼロックス(株)勤務。2001年同中央研究所脳情報科学研究室室長。早稲田大学教授、現在に至る

堀江秀典[ホリエヒデノリ]
1970年早稲田大学理工学部物理学科卒業。1972年早稲田大学大学院理工学研究科修士卒業。1973年東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程中退。1973年横浜市立大学医学部助手(生理学担当)。1979年医学博士。1981年同講師。1995年度~2000年度横浜市立大学‐UBC(カナダ)共同研究プロジェクト推進。2001年博士(理学)。2001年早稲田大学教授。富士ゼロックス(株)中央研究所脳情報科学研究室上級高度専門職、現在に至る
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