- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 基礎医学関連
- > 医用工学、医用材料学
内容説明
本書は、いわば診療の発展を支える“画像情報処理”の理論と技法の基礎を解説したもので、しばしば“医用画像処理”と呼ばれる分野の教科書を目指している。いうまでもなく、それは“画像処理”全般の基礎である。読者としては、本シリーズに共通して、まず第一に医学と工学の接点であるエム・イーの基礎を学ぼうとするすべての研究者、技術者、学生諸氏を考えているが、本書の内容は実は医用に限らず、すべての分野における画像処理および画像パターン認識に共通する。とりわけ、イメージング技術に関係している技術者、コンピュータによる画像診断支援技術の活用を目指す医師に役立つよう配慮した。
目次
1 基礎概念
2 強調と抑制
3 セグメンテーション
4 特徴抽出と2値画像処理
5 分類・決定
6 高度処理へ向けて
7 認識システムの例
著者等紹介
鳥脇純一郎[トリワキジュンイチロウ]
1962年名古屋大学工学部電子工学科卒業。1967年名古屋大学大学院博士課程修了(電気及び電子工学専攻)。1968年工学博士(名古屋大学)。1970年名古屋大学助教授。1980年豊橋技術科学大学教授。1983年名古屋大学教授。2003年名古屋大学名誉教授、中京大学教授
長谷川純一[ハセガワジュンイチ]
1974年名古屋大学工学部電気学科卒業。1979年名古屋大学大学院博士課程修了(情報工学専攻)。工学博士(名古屋大学)。1987年中京大学助教授。1988年中京大学教授
清水昭伸[シミズアキノブ]
1989年名古屋大学工学部電気学科卒業。1994年名古屋大学大学院博士課程(後期課程)修了(電気工学、電気工学第二及び電子工学専攻)。1995年博士(工学)(名古屋大学)。1998年東京農工大学大学院助教授
平野靖[ヒラノヤスシ]
1995年名古屋大学工学部電子情報学科卒業。1999年名古屋大学大学院博士課程(後期課程)修了(情報工学専攻)。博士(工学)(名古屋大学)。2004年名古屋大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。