内容説明
計算機では、解ける問題、解けない問題、解けることは解けるが時間がかかって手に負えない問題の3種類が存在する。このことを把握するため、計算機のモデルを正確に理解し上手に使えるように指導するのが本書の目的である。
目次
1 言語とは何か・なぜ必要か
2 正規表現と有限オートマトン
3 文脈自由文法
4 プッシュダウンオートマトン
5 チューリング機械と0型文法
6 チューリング機械の停止性と決定問題
7 NP完全問題
8 最近の話題―あとがきにかえて
著者等紹介
岩間一雄[イワマカズオ]
1980年京都大学大学院博士課程修了(電気工学専攻)。工学博士。現在、京都大学大学院教授。研究テーマは計算量理論、アルゴリズム理論、近似・分散アルゴリズム等の設計と解析、量子アルゴリズム
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