出版社内容情報
MATLABを使ったディジタル無線通信技術のプログラミング方法を解説し,重要な基礎技術および理論が理解できるよう構成。
目次
1 本書の特徴と構成
2 MATLABの概要
3 信号理論の基礎
4 変復調技術
5 マルチパスフェージング
6 フェージング対策としてのスペクトル拡散方式とOFDM
7 複数アンテナを用いる技術
8 情報理論の概要
著者等紹介
神谷幸宏[カミヤユキヒロ]
2000年名古屋大学大学院工学研究科博士後期課程修了(電子情報学専攻)、博士(工学)。2003年東京農工大学助教授。2007年東京農工大学大学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenny
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勉強のために読んだ本。感想欄は忘備録とし再学習を行うときの参考とします。「変復調技術」、「マルチパスフェージング」、「フェージング対策としての拡散方式とODFM」、「複数アンテナを用いる技術」に書かれている内容の理解が難しく、繰り返し読み直すことにしたい。専門書を読みましたという作業に意味はないため、理解を深め、アウトプットに繋げる工夫が必要だと考えている。まずは、良書を基に知識を深めること、コードを模写することで思考を深めたい。参考になる文献が無いか、本屋にでも探しに行こうと思ってます。2016/01/07
酒井 敦
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図で説明ではなく数式がかなり入っているので入門書ではない気がする。しかし、携帯電話のデジタル通信を理解するには必須と思う。例えば、フェージングのどんな現象が問題かなど、丁寧に書いてある。これを防ぐ2種類の技術として、スペクトル拡散や、OFDMがあるなど丁寧に解説している。とはいえ、詳しすぎるわけでもないので、大学学部レベルの教科書レベルである。これを読めば、大学院の教科書を読んでもある程度違和感なく入れるのではないかと思う。2021/05/11