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絵本地球ライブラリー
ラスコーの洞窟―ぼくらの秘密の宝もの

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784338282031
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

少年たちが、洞窟の先で見つけたものとは!?ラスコー発見の物語。

著者等紹介

マッカリー,エミリー・アーノルド[マッカリー,エミリーアーノルド] [McCully,Emily Arnold]
アメリカ、イリノイ州生まれ。ブラウン大学卒業後、コロンビア大学にて美術史で修士号を取得。児童書作家。1993年『Mirette on the High Wire』:邦題『つなのうえのミレット』(文溪堂)でコルデコット賞を受賞

青山南[アオヤマミナミ]
1949年、福島県生まれ。翻訳家、エッセイスト。小説や絵本など多くの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

101
第二次世界大戦中のフランス南部の町。戦争ごっこをして遊んでいた悪ガキ達が、ふと洞窟探検をすることに。昔から「貴族が黄金を隠した」という言い伝えがあったからだ。ところが、この探検はもっとすごい宝物の発見に結びつくことに。1万7000年前に描かれ、タイムカプセルのように保存されていた、生き生きとした動物の壁画。それが、ラスコーの壁画。悪ガキ達の中には、戦争で命を落とす者もいたが、戦後、ラスコーの管理人として生涯を送った者も。最も暗い時代に発見された、人類のアートの芽生えの歴史。不思議な運命を感じる絵本だった。2016/04/09

帽子を編みます

64
動物の絵、特に雄牛の絵で有名なラスコーの洞窟の発見の経緯を描いた本です。子どもたちの冒険、洞窟の発見、壁面の絵。秘密にしておくはずだったのに広がってしまいます。先生に相談するも最初は認められず、スケッチを見てようやく動きます。そして世界の大発見となるのです。洞窟の中の揺らめく暗い世界をうまく表現しています。暗闇に浮かび上がる無数の動物たち、なぜ描かれたのか、悠久のロマン、無数の仮説、歴史への興味が駆り立てられます。あとがきに少年たちのその後が書かれています。ここでも第二次世界大戦がもたらした傷を思います。2021/08/10

ぼんくら

29
ラスコーの洞窟を少年たちが見つけたなんて、ぜんぜん知りませんでした。長い年月、誰の目にも触れないまま埋もれていた壁画たち。宝物を発見した子どもたちがうらやましい~2015/04/12

mntmt

28
最初に見た人は、鳥肌が立っただろうな。実物を見てみたいけど、洞窟に入るのは、とても怖い。2016/05/29

おはなし会 芽ぶっく 

20
雄牛の絵で有名なラスコーの洞窟。少年たちの探検によって発見されたものとは驚きでした。ジャック、ジョジョ、シモン、マルセルたちが発見した洞窟画は、戦争によって閉鎖されましたが、1848年ふたたび解放され、ジャックとマルセルは、公式に権利人兼ガイドに任命されています。1963年頃になると来場する人々によって傷み始めたため研究者以外立ち入り禁止になっています。(現在はレプリカで見れるそうです。)2021/11/08

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