内容説明
オニたちは、どんなところにすみ、何を食べどんな仕事をしていたのか…。オニの衣食住を、ヒサクニヒコができるかぎりの情報と豊かな想像力で再現したユニークな図鑑。
目次
山のオニと海のオニ
山オニ族のくらし
海オニ族のくらし
オニ族の行事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんみつ
7
とても細かい部分まで書き込まれている。鬼の家は蟻の巣みたいに色々な部屋があって、眺めているだけで愉快。鬼たちの表情も豊かで生き生きしています。2013/08/02
Misa
7
河童の図鑑を探していたらみつけたもの。知られざる鬼の日常を知ることができました( ´艸`)2013/01/30
ネジとサビ
6
出た当時はおもしろかったんだろうなぁ。 古さを随所に感じてしまう。2019/06/14
猪子
6
あれ…オニってなに時代に生きてたんだっけ…?と錯覚してしまうぐらい作り込まれた生活図鑑。ここまで世界観が完成していると山オニ族も海オニ族も今もどこかで生きているような気がする。図書館の節分コーナーより。2019/01/21
遠い日
5
鬼の知られざる生活が詳細に書かれていて、興味深い。海オニ族と山オニ族の二部族があるとあって、納得。わたしの田舎にも海オニ族にまつわる名勝があるので。オニたちは、働き者だ。暮らしを維持すべく、せっせと働く。儀式、行事もいろいろ。なんだか、その勤勉で協調性あふれる社会の仕組みを知るにつけ、怖がってばかりじゃすまないなぁと思ってしまった。2013/02/02