HERE ヒア

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784336060730
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0097

出版社内容情報

まったく新しい文学、究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書がついに登場!今まで誰も読んだことがない文学
誰も見たことがないアート
まったく新しい哲学
がここにある

窓と作りつけの暖炉のほかには何もない部屋、左上には2014年という数字。ページをめくると、1957・1942・2007……と様々な年代の同じ空間が現れ、さらに異なった年代の断片が共存・混在していく。そして紀元前30億50万年から22175年まで、ある家族の記憶の数々が地球の歴史と一体となって圧倒的なビジュアルで奏でられていく――リチャード・マグワイア『ヒア』はある部屋の一角の物語であり、地球の黎明期から遥かな未来まで、この空間で起こる無数の出来事の物語である。コミック形式の画期的なヴィジョンの完成形として、このジャンルの最大の発明家の一人が送りだす、まったく新しい文学、究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブック、そして深遠なる哲学の書にして驚異の書物がついに登場! *日本版特別附録:1989年オリジナル版・2000年版「ヒア」と、クリス・ウェアのエッセイなどを収録。

リチャード・マグワイア[リチャードマグワイア]
1957年ニュージャージー州生まれ。イラストレーター、グラフィック・デザイナー、コミック・ブック・アーティスト、ミュージシャン。〈ニューヨーカー〉に定期的に寄稿しているほか、〈ニューヨーク・タイムズ〉〈マクスウィーニーズ〉〈ル・モンド〉〈リベラシオン〉などに作品を掲載。オムニバス映画『ルールーとその他の狼たち』(2003)と『暗闇の恐怖(たち)』(2007)のそれぞれの一部で脚本・監督、また独自の玩具シリーズのデザインを手がける。バンド〈リキッド・リキッド〉の創立メンバー・ベーシストでもある。6ページのコミック「ヒア」は、1989年コミック誌〈ロウ〉に登場するや、たちまちコミックというメディアの可能性を広げる革新的な作品として評価された。「ヒア」のフルカラー拡大版である本書で2016年アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀作品賞を受賞。

大久保譲[ オオクボユズル ]
1969年生まれ。著書に『知の教科書 批評理論』(共著、講談社)、訳書にデイヴィッド・マドセン『グノーシスの薔薇』(角川書店)、シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』(国書刊行会)など。

内容説明

今まで誰も読んだことがない文学、誰も見たことがないアート、まったく新しい哲学がここにある。2016年アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀作品賞受賞。

著者等紹介

マグワイア,リチャード[マグワイア,リチャード] [McGuire,Richard]
1957年ニュージャージー州生まれ。イラストレーター、グラフィック・デザイナー、コミック・ブック・アーティスト、ミュージシャン。“ニューヨーカー”に定期的に寄稿しているほか、独自の玩具シリーズのデザインを手がける。バンド“リキッド・リキッド”の創立メンバー・ベーシストでもある。6ページのコミック「ヒア」は、1989年コミック誌“ロウ”に登場するや、たちまちコミックというメディアの可能性を広げる革新的な作品として評価された

大久保譲[オオクボユズル]
1969年東京生まれ。専修大学文学部英語英米文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

113
HERE、ここ。地球が誕生し紀元前30億年から恐らく人類がいなくなるであろう22175年までの同じ場所での変遷。パソコンのウィンドウのように見開きのページに過去から未来のコマ割りが同時に存在する。家があるこの場所はまさに同じところで恐竜が闊歩し、インディアンが暮らし、植民地として白人がやってきて著者が生まれた。人間がここにいる時間は取るに足らないわずかな間。その中で争い、怒り、悲しみ、喜ぶを繰り返す。視点を与えられるグラフィック・ノベルです。https://madoken.jp/article/7987/2023/01/21

コットン

68
過去と未来が交錯するここ(HERE)を描くコミック。例えば『2213年のビジュアル再現プログラムにおける現在の「財布」の説明:獣皮でできた長方形のアイテム 折りたたまれ 縫い合わされた 手のひらサイズ 身元を示す書類や 貨幣というものを収納していた。』と。HEREで普遍的なのはまさしく、その場所のみ!2017/04/23

りー

44
ありそうでなかった、思いつきそうで思いつかなかった、そんな一冊。場所の記憶を一貫して、そして断片化して描こうという発想もだが、幾度でも開きたくなる画力や籠められた歴史にもまた感嘆する。この本に閉じ込められているのは紛れもなくひとつの世界だ。読み方もいろいろあるだろうけれども、僕は本を開いた状態でスタンドに立て掛けたインテリアにして日めくって使いたい。2016/12/18

seacalf

40
皆さんの感想に誘われて思わず飛びついた本。読書をしたというより、これは新しい体験をしたと言った方がいい。暖炉とソファがある家庭の一部屋。ひたすらその場所を定点観測している。しかも、紀元前30億50万年から、22175年という途方もない年月の間だからスケールが大きい。なんというアイデア。もうそれだけで稀有な体験。いざページをめくれば、高尚なアートを目の前にしたかのようなとまどいを感じるが、怯むことなかれ、自由に楽しむべし。遊び心溢れるしかけがふんだんにあるので、時おり思い出して再読したくなるに違いない一冊。2017/02/11

ぐうぐう

34
ひとつのリビングがある。リビングを写す視点は固定されている。リビングをめぐる定点観測の旅。リチャード・マグワイアの『HERE』の発想は、とてもシンプル極まる。けれどページをめくる毎に、読者は度肝を抜かれることになる。2014年のリビングを描いたページから始まる物語は、1957年、1942年、2007年と、内装こそ違えど同じリビングを見開きで描き、1957年のリビングのページで初めて人物(女性)が登場したかと思うと、そのページの隅に小窓が貼り付けられ、小窓の中の猫の存在に気付かされる。(つづく)2018/01/04

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