文学の中の駅―名作が語る“もうひとつの鉄道史”

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文学の中の駅―名作が語る“もうひとつの鉄道史”

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336047854
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

松本清張、内田百〓(けん)、太宰治らの作品に登場する日本各地の駅を訪れ、現地を徹底取材して綴った、文学と鉄道をめぐる、紀行×エッセー×評論集。季刊誌『旅と鉄道』の人気連載がついに単行本化。写真多数収録。

目次

松本清張の『点と線』―社会派推理小説の舞台裏
内田百〓(けん)の『東海道刈谷駅』―小説でとらえた友人・宮城道雄の死
尾崎一雄の身辺小説―梅香る単線の小駅
白柳秀湖の『駅夫日記』―環状線に明治を求めて
志賀直哉の『和解』―白樺派の里にその足跡を追って
山本有三の『路傍の石』―鉄橋に思いを込めて
芥川龍之介の『庭』―その真実と虚構の間で…
堀辰雄の『風立ちぬ』『菜穂子』『斑雪』―憂愁を秘めた信州の高原駅
永遠の名作『雪国』―上越国境に川端康成を追って
津軽の俊才太宰治―恍惚と不安の四十年
誇り高き天才詩人石川啄木―挫折と流浪の足跡
文学と映画に見る終着駅―さいはての旅情と郷愁
文学でしのぶ夜汽車―ひとびとの思いと人生を乗せて

著者等紹介

原口隆行[ハラグチタカユキ]
昭和13年(1938)、東京に生まれる。昭和38年(1963)、上智大学経済学部卒業。同年凸版印刷に入社。昭和57年(1982)、フリーになり、執筆活動に入る。雑誌『鉄道ジャーナル』『旅』『旅と鉄道』などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sashi_mono

4
名作に登場する駅(鉄道)に焦点をあてた紀行文風のエッセイ集。わたしは生粋の鉄道マニアでもないので、駅の基本情報や詳細といったものはそこそこに、どんな作品がラインナップに連ね、作家と駅との関係が如何にあるかといった点に興味の中心があった。わけても尾崎一雄が、9歳から暮らしてきたという御殿場線・下曽我駅との関わり合いがいいと思った。「一所に佇む視線」というやつですな。2017/12/11

わんにゃん

3
「電話の普及しない当時電報を打てる唯一の機関が駅」「停車場は物理的に他の土地をつなげるだけでなく、そこに住む人々の精神面をも下支えする頼り甲斐ある存在」。引用されている千家元麿の「夜汽車」がすごく良い。2021/05/21

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