シュヴァンクマイエルの博物館―触覚芸術・オブジェ・コラージュ集

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シュヴァンクマイエルの博物館―触覚芸術・オブジェ・コラージュ集

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  • サイズ B5判/ページ数 164p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784336043290
  • NDC分類 710.87
  • Cコード C0071

内容説明

『ファウスト』『悦楽共犯者』『対話の可能性』など、コマ撮りを駆使した特異な映像で知られるチェコのシュルレアリストが自ら構成した、世界初の造形作品集。本邦初公開の図版をカラーで収録。

目次

フロッタージュ、ドローイング
セラミック
コラージュ
触覚主義
オブジェ
解説・資料

著者等紹介

シュヴァンクマイエル,ヤン[Svankmajer,Jan]
1934年9月4日チェコスロヴァキアのプラハで生まれる。1950年プラハの工芸高等学校に入学。シュルレアリスムの本と出会う。1954年プラハの芸術アカデミー演劇学部(DAMU)人形劇科に入学。1957年劇団D34のために人形劇『ドン・ファン』の上演準備をする。1958年大学の旅行でポーランドを訪れ、パウル・クレーの絵画を見る。卒業間際、エヴァと出会う。マリアーンスケー・ラーズニェで兵役に就く。1960年エヴァと結婚。セマフォル劇場で仮面劇の上演をする。1961年セマフォル劇場で個展(ドローイングとテンペラ画)。1962年ラテル・マギカへ移る(1964年まで)。1963年長女ヴェロニカ誕生。プラハで個展(オブジェ)。1969年シュルレアリスム・グループのリーダーで理論家のヴラチスラフ・エフェンベルゲルと出会う。1970年エヴァと共にシュルレアリスム・グループのメンバーとなる。1973年『オトラントの城』の準備をはじめるが、映画製作の禁止を命じられる(映画は1979年に完成)。1974年「触覚のオブジェ」の最初の作品「修復家」をシュルレアリスム・グループの集団解釈のゲームとして発展させ、多くの実験を試みる。1975年長男ヴァーツラフ誕生。論文『未来は自慰機械のもの』を執筆。1977年西ドイツミュンスター、ゾネンリンク・ギャラリーで夫妻の展覧会。1983年『触覚と想像力』を地下出版する。1987年ベルギーのブリュッセルとトゥールネで夫妻の展覧会。1989年ニューヨーク近代美術館で映画の回顧展。1990年マーネスでシュルレアリスム・グループの共同展覧会「第三のアーチ」に参加。1991年ヤロミール・カリスタと共に、映画スタジオ「アタノル」を創立する。フランスのアヌシーで夫妻の展覧会。個展をベルギーのアントワープと、スペインのバリャドリードで開く。1992年イギリスはウェールズのカーディスで夫妻の展覧会。1993年ウィーンで個展。1994年スペインのシトヘスで夫妻の展覧会。1995年アメリカはコロラド州のテルライドで夫妻の展覧会。1996年ロンドン、ワルシャワ、クラクフで夫妻の展覧会。1997年プラハのベセダ・ギャラリーとヨゼフ・スデク・ギャラリーで夫妻の展覧会。1998年チェコはクラトヴィのウ・ビーレーホ・イェドノロシュツェ美術館で夫妻の展覧会「アニマ・アニムス・アニメーション」が開催され、大判のモノグラフが刊行される

くまがいマキ[クマガイマキ]
チェスキー・ケー代表。劇作家

ホリー,ペトル[Hol´y,Petr]
1972年プラハ郊外のドブリスにて生まれる。プラハ・カレル大学哲学部極東研究部日本学科卒業。現在、早稲田大学大学院文学研究科博士課程に在籍、歌舞伎研究に励む。チェコ語への訳書に、謡曲『羽衣』、田中貢太郎『日本の怪談』、永井荷風『夢の女』などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

安南

29
触覚に並々ならぬこだわりがあるのだなぁ。そういえば、映画を観ていてもそれは感じられる。あの舌の使い方!たまりません〜。エヴァとのコラボ「視覚と触覚の対話」がおもしろい。シュヴァンクさんも奥様あっての芸術家なんだろうな。こんなふうに趣味嗜好、世界観が共通しているなんて素敵な夫婦!2014/02/27

Yuuki.

11
この本はしょっちゅう眺めていたものの、10年ぶりくらいに本人による作品の解釈や文章も伴った作品などのテキスト部分までしっかり読み込んだ。やはり、作品によっては写真を眺めるだけよりも解釈や物語と共に見た方がより面白い物も。彼の書く作品の一部としての文章は、他の映像作品やコラージュ、ドローイング等と同様、どこか不気味。時代、形態、材料を問わず、どの作品も好みだ。あからさまに卑猥な作品も、異様過ぎてもはや卑猥に見えないのが不思議。それどころかコミカルにすら見える作品もある。何度開いても飽きない一冊。2017/04/11

misui

8
映像以外のシュヴァンクマイエルの仕事を紹介している。といってもむしろ映像のほうがサブであって、その他の活動がメインではないかと思わせるほどに濃い。インスピレーションと手仕事の感触を重視するところまでは正道の芸術家らしいのだけど、その度が過ぎて錬金術や触覚芸術にまで及んでいるあたりスケールが違う。アニメーションに関しても、手仕事によって物体に生命を与えるというところが大きいのだろう。チェコのゴーレム伝説を想起する。2014/09/18

かみしの

4
大学生のときにファウストを見て好きになった。社会人になって、やっと作品集を買えるようになった。このグロテスクだけど、ちょっとかわいいオブジェ。ほしい。2016/01/08

まにまに

2
孤独を怒りで埋めて生きるような生命力を感じた。2015/01/17

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