世界でいちばん優しい椅子

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334974244
  • NDC分類 583.75
  • Cコード C0095

内容説明

名作椅子に海外ブランド家具製作、そして迎賓館、明治村家具の修復。新幹線、自動車のシート開発から「カシオペア」の内装家具まで。椅子にとりつかれた男のさらなる挑戦。

目次

プロローグ 木を育て、人を育てる
1章 二十世紀の大仕事
2章 芝の職人と従弟時代
3章 アルフレックスの衝撃
4章 建築家、デザイナーとの格闘
5章 ボスコの誕生
6章 人と椅子
7章 私だけの座り心地

著者等紹介

宮本茂紀[ミヤモトシゲキ]
椅子張り職人、家具モデラーの第一人者。昭和12年生まれ。静岡県伊東市出身。28年東京深川の斎藤椅子製作所に入社。以降、高島屋工作所、大阪三越製作所、大島木材工芸など数多くの家具屋で椅子張り職人としての仕事を重ね、41年独立、(株)五反田製作所を設立する。その間、都立日本橋高校卒業。デザイナーと共同して試作品を作るモデラーの第一人者。58年(株)エリアント、61年(株)ミネルバ設立。現在3社は特注、ライセンス生産、試作開発と役割を分けて運営する。全日本椅子張り同業者組合連合会理事、中央技能検定委員、東京椅子張り同業者組合連合会会長などを歴任。平成3年日本インテリアデザイナー協会賞など受賞多数
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感想・レビュー

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けのび

1
椅子職人が歩んだ50年?の歴史。見た目や技術ばかりで、個人のすわり心地については、老年を迎えてやっと考えるようになったようです。ソファを買う参考にはなりませんでしたが、ものづくりする人は尊敬してるので、ノンフィクションとして面白かったです。椅子の写真をもっと載せてほしかったな。2014/06/15

yasu kash

0
椅子の修理やデザイン、モデリング、椅子に関しての興味とこだわりがすごい方です。昔の新幹線の座席の座り心地の悪さに対する厳しい意見をJRが素直に受け入れてくれた逸話など、興味深い話が盛りだくさん。人間工学に基づいた椅子が例外なくダメだという話も含め、自分で考え行動することの大切さを感じる本であった。2015/12/20

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