魂の自由人

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334973933
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

人に嫌われることを恐れてはいけない―著者が追求しつづける風通しのいい生き方。

目次

棄てられた者の幸福
記憶の中の団欒
人生の巡礼者たち
翼か鎖か
どちらも少々
マムレの樫の木の下で
カルタゴはかくて滅びぬ
ミュールをはくと老婆になる
鎧の上の防弾チョッキ
遠慮深い姑〔ほか〕

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科在学中、東大派の同人雑誌、第十五次「新思潮」に参加し、三浦朱門と結婚。卒業の年に書いた『遠来の客たち』が芥川賞の有力候補となって注目された。主な小説に『神の汚れた手』『この悲しみの世に』『天上の青』『狂王ヘロデ』、エッセイに『誰のために愛するか』『部族虐殺』『中年以後』など。歯に衣を着せず、しかしその責を自信で負って、人々が気づかぬ物事の本質を描き出すエッセイはことに人気が高く、その風通しのいい生き方を貫く姿勢が、多くのファンに光を投げかけている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のし

3
とても深い本でした。嫌ならしない自由はいくらでもある。評判や成績を落とせばいい。簡単に拒否して自由を確保する。それが魂の自由人なんだと思いました。2013/01/29

tokiniwa

1
魂の自由を獲得するのは難しい。嫌われることも覚悟しないと文筆家にはなれないのですね。囚われていることが対義語で用いられています。日本はもう少しみなが気付いてすみよい社会になって欲しいとも感じました。2014/04/27

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