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年収300万円時代を生き抜く経済学―給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフ・スタイルを確立する!

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334973810
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0095

内容説明

小泉構造改革の本質とは何か、新たな階級社会を作るための仕掛けはどのようなものか、なぜその仕掛けの本質が国民には理解できないのか、新たな階級社会とは一体どのようなものなのか。そして、会社のあり方、サラリーマンの仕事の仕方も変わっていかざるをえない社会のなかで、一般国民はどのように生き抜いていけばよいのか。本書では「新たな階級社会」をキーワードに、日本の経済社会が向かっていく将来と、その社会で求められる働き方や生活のヒントを描いていく。

目次

1章 日本経済に起きた「最大の悲劇」(小泉改革の「痛みに耐えればよくなる」は真っ赤なウソ;デフレへの対応を根本から間違えている ほか)
2章 日本に新たな階級社会が作られる(「カネの亡者」が日本を階級社会に作り変えるシナリオ)
3章 1%の金持ちが牛耳る社会(所得格差が100倍の時代;賃金の低下はさらに厳しくなる ほか)
4章 年収300万円時代の「豊かな」生き方(世界に冠たる「高所得」日本人の「貧しさ」;年収300万円は貧乏か ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

54
年収300万も現実になってきています。給料は下がる一方、税金や社会保障費は上がる一方。どの様にして生きてゆけばいいのでしょうか。マイホームは資産でなく負債なので持たず、車など消費はせず節約、必要以上に無駄な教育費をかけず、新しい価値観を見出して生活スタイルを変えれば、森本さんの言う300万円でも生活出来るかもしれない。・・・しかし、もう買ってしまった住宅のローンはどうするの?年収300万になったら、ローンは返したくても返済出来ない。住宅は売りたくても売却出来ない。競売したらその後の家賃も払えない・・・途方2010/11/05

Willie the Wildcat

22
リスクを考慮したMerit/Demeritの分析に基づく学者としての立ち位置。変動要素をいかに考慮するかが納得感の分けれ目かな・・・。問題提起に対する著者の対策提言も現実的。”300万円”が妥当かどうかは別として「人生の豊かさ」を考えざるを得ない現代。一方、前述の変動要素の考慮点が読み取れないこともあり、各論に共感する点が多々あるが、総論で違和感が残る。若干感情論的な著者の表現の問題か、はたまた私の考えすぎか・・・。(笑)2013/07/22

nobody

9
02年税制改正で児童手当支給が3歳延長され高校大学生をもつ世帯の特定扶養控除廃止が決定寸前までいった。お金のかからぬ幼少時の負担は減らし、お金のかかる時期の負担は増やす。即ち労働力・消費者としての国民は確保するが低所得家庭の子供の高等教育は不要というのが国家意思だ。我々はデフレ・格差社会が直らないと首を傾げている。直すどころか広げようとしているのである。我々は権力者が弱者を見捨てる筈がないと信じている。権力者は目の前のホームレスを無視・排除しているではないか。年金で見捨てると発表したのは先日のことだった。2019/06/08

再び読書

5
意外と当たり前の事としか書いていないが、妙に説得力ある本でした。

える

4
もうかなり前の本ですが、私には納得させられる点が多く、勉強になりました。人生は楽しまなきゃと、最近思うんです。そのためにすこしだけ、無理して働く。ゆったり、した時間のない人生なんてごめんです。お金にかえらないです。2013/08/24

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