戦い好まば国亡び戦い忘れなば国危うし―防衛大学校卒業祝辞集

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334972905
  • NDC分類 390.4
  • Cコード C0095

内容説明

戦後、自衛隊は世の冷遇にもかかわらず、日夜「国を守る」という任務を黙々と果たしてきた。そのリーダーとして巣立つ卒業生を激励してきた歴代来賓代表の言葉こそ、本当の意味での平和論である。

目次

編者の言葉 武力は不要になったか
自衛の精神
守るべき祖国
知の鍛錬
心の鍛錬
身体の鍛錬
真の平和論

著者等紹介

三浦朱門[ミウラシュモン]
1926年、東京生まれ。1948年、東京大学文学部言語学科を卒業し大学院に進学と同時に日本大学芸術学部の講師に就く。1950年、第15次「新思潮」を創刊し作家活動に入る。1951年、「冥府山水図」を発表し分断デビュー、「第三の新人」の一人として活躍する。1953年、同人仲間の曽野綾子と結婚。1963年にはカトリックの洗礼を受ける。1967年、社会と家族における人間関係を描いた『箱庭』で第14回新潮文学賞受賞。1983年には『武蔵野インディアン』で芸術選奨文部大臣賞受賞。1985年4月から1986年8月まで文化庁長官。また日本文芸家協会理事長、教育課程審議会会長を歴任し現在、日本芸術文化振興会会長を務める。1999年、第14回産経正論大賞受賞、同年文化功労者となる。独特のユーモアで語った『結婚なんかおやめなさい』、『夫婦は死ぬまで喧嘩するがよし』、『老人よ、花と散れ』などのエッセイほか、日本文化を論じた「日本人の心と家」、「天皇 日本の体質」などがある
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感想・レビュー

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Madoka.@書店員復帰を目指し中!

8
防衛大学校の卒業祝辞なので普通の学校の卒業祝辞とは言葉の重さが全く違う。これから日本国民を守るという事の重大さを文章から感じる。防衛大の祝辞で一番、心に響いたのは吉田茂と小泉信三だった。他の方もすごいがこの二名は私的にすごく良かった。2013/02/09

おい

4
様々な方の祝辞が載せられているが、タイトルと冒頭の章を読めば、この本の思いがわかる。献身的に働こうとする自衛隊隊員が働きにくくなっているばかりか、生命の危険まで与える原因となっている現行憲法の、早期是正が望まれる。 ★★★2017/08/31

讃壽鐵朗

4
単なるお義理の話だけかと思ったが、次第にその右寄り、保守、防衛などが、朝の気持ちを引き立てるのにいい刺激であることに気づいた。いわば、男らしい話であり、曾野綾子とは一味違う。アサヒビールの樋口広太郎による「いつもニコニコし、声を大きく、知性を少々、頭も少々下げる」が気に入った。防衛大学生はこれらを聞いて、何を思うのであろうか。

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