内容説明
神戸市東灘区出身の気鋭のライターが綴る、阪神淡路大震災を笑いをバネに乗り越えるユーモア震災記。
目次
1 男と女と震災と
2 避難所もろもろ事情
3 震災関西弁あいさつ辞典
4 炊き出し食い倒れよもやま話
5 ボランティア図鑑
6 震度7通信交通錯綜事情
7 地震当世胸算用
8 神戸人物往来
9 マスコミ瞬間血風録
10 がんばれ神戸?心のケアむずかし事情
11 政治的ロストワールド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
5
【第1章 男と女と震災と】震災離婚、震災カップル、震災結婚など当時は「震災」と付く男女の関係も多かったとか。私めはモノが倒れ飛び交い、ガラスが割れるヒステリックな音の中「瞬間的に」妻に覆いかぶさることができたので、事なきを得ました。被災地の夫婦のなかには、揺れの最中での夫の身勝手な行動に不信を抱き、それをきっかけに離婚、というパターンが意外にあったようです。でも私もあの瞬間は地震と判らず無我夢中だったから出来たこと。地震と判った後はことさら怖くなり、最大余震で本当の恐怖に襲われましたからf(^_^;) 2011/05/06
みそさざい
0
15年ぶりに読んだ。2012/04/07
ジャバウォック
0
再読。関西しか成り立たない笑いで大震災を切りとっている。生々しいけどユーモアで緩和されている。2024/02/05