目次
プロローグ なぜSFだったのか
第1章 出会い
第2章 誕生
第3章 日本沈没
第4章 遺言
第5章 継ぐのは誰か?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんこい
7
SF作家でくくってしまうと勿体ない。SFが力を失ったわけでなく、エッセンスがゲームでも小説でもばらまかれているだけか。それにしても知らない評論やエッセイが沢山あるなぁ。小説と違ってあまり文庫になっていない感じなので、集めるのが大変。2014/11/16
えみし
1
第一世代、小松左京さんのインタビュー。97年発行なので「オウム事件」がまだ新しかったりする。星新一さんのエピソードとか抱腹絶倒の語りもあるのだが、拡散していく事によって逆に「SFが失った物」を「失くしてくれるな」と「遺言」されたかったのかもしれない。2011/11/07
hobby no book
0
対談・座談形式なので読み易いし、面白いエピソードがちらほら挟み込まれていて楽しめた。創作自体にSF的な要素が必要になっているということは最近も耳にするけれども、すでにずいぶんと前から提言されていて、そして未だに言われているという。受け入れる側としては、要素としてはだいぶ壁はなくなっているけれど「SF小説」という括りだと、まだ一般化しているとは言い切れないかもしれない。2016/01/31
ata3
0
既に15年。効果はあったのかな。2013/01/02
酔花
0
小松さんの色調反転写真がホラーな一冊(大嘘)幾つかの収穫はあったが、小松著の「SF魂」のほうが綺麗にまとまっていてなおかつ読みやすい。2012/11/29