内容説明
人間には理屈を超えた“何か”がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」とは?全米連続50週ベストセラー、世界34ヵ国で翻訳。
目次
第1章 「輪切り」の力―ちょっと情報で本質をつかむ
第2章 無意識の扉の奥―理由はわからない、でも「感じる」
第3章 見た目の罠―第一印象は経験と環境から生まれる
第4章 瞬時の判断力―論理的思考が洞察力を損なう
第5章 プロの勘と大衆の反応―無意識の選択は説明できない
第6章 心を読む力―無意識を訓練する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
66
わからなさに包まれた感想に無性に惹かれてしまう、その答えがあるかと読むも、具体的には何もわからなかった。とはいえ無意識から来る第1感というのは興味深い。本書や自身の体験から考えると、無意識は五感による外部感知と、内部(肉体)からの信号の集合体で、そこから取捨選択され、言語化されたものが意識なのだろう(と思っている)。取捨選択で弾かれたからこその無意識の第1感で、取捨選択を操れるなら、意識的に正しい選択ができるはず。視界を遮断し演奏者の音だけで評価する、という話は、まさにその可能性を示している。2021/03/16
honyomuhito
41
「天才!」が面白かったから読んでみたけどちょっと拍子抜け。ライターさんらしくわかりやすく感情移入しやすい具体例と書き方なんだけど、結局何を言いたいのか読み取れなかった。 脊髄反射みたいなとっさの判断が合ってることもあるし、じっくりゆっくり答えを出した方が正解に近いこともあるって、そりゃそうだろうと思いつつ読了。目が醒めるような答えは簡単には手に入らないね。2018/05/14
みゃーこ
36
おもしろかった~。最後の方からページが進む進む説得力。興奮した。興奮すると人は視野が狭くなりマインドリーディングができなくなり、一時的に自閉症になるという。時間がなくなると人は強度に興奮した時と同じ行動をとるのだ。だから時間を遅くすることが大事。時間を遅くする。つまり直感=最初の二秒を遅める、瞬間の判断が大事。そのためには数多くの蓄積された経験と勉強。それにより研ぎ澄まされた瞬間の輪切りが可能だという。ほほう~2012/09/23
Gotoran
31
“ひらめき”すなわち、直感の確かさと曖昧さ、確かな直感とするには、知識と経験が必要。直感で間違う場合は、偏見、思い込みに支配されるから。深く理解するには、再読が必要。2010/12/13
G-dark
30
「なぜなのかはうまく説明出来ないが、なんとなく違和感がある。または何となく好ましい」といった感覚についての本。この直感的なひらめきのことを、この本では「第1感」と呼びます。第1感が働くのは、最初のわずか2秒だけ。例えば、初対面の人に会う時。求職者を面接する時。切羽詰まった状況でとっさに判断しなければならない時。人は、大量のデータを瞬時に処理しているそうです。思考のモードをその時の状況に応じてどうやって切り替えているのかは分かりませんが。わたしも「第1感」を鍛えていきたいです。2020/03/10