出版社内容情報
バカは成功に学んで失敗し、利口は失敗に学んで成功する。
あいかわらず起業ブームが続いている。しかし、このブームに踊らされて失敗する起業家が圧倒的に多い。それは、起業家自身が陥るワナに気づいていないからだ。
【目次】
はじめに あなたはそんなに修羅場を見たいのか?
第1章 私はこうして地獄に堕ちた
第2章 ドツボにハマった「IT起業」
第3章 みんなで墜ちた“フランチャイズ地獄”
第4章 パクられ地獄は底なし沼
第5章 起業家たちの“失敗の法則”
第6章 「起業地獄」に墜ちる4つの入口
第7章 それでも起業はやめられない
あとがき 一寸先は闇。生き残るのは、ズルい人間だけだ
主な参考文献および記事
【著者紹介】
渡辺仁[わたなべ・じん]
1951年、長崎県生まれ。経済ジャーナリスト。東洋大学経済学部中退後、経済専門紙記者などを経て独立。ビジネス誌、経営誌にベンチャー企業・ニュービジネスの動向を中心に幅広く取材執筆する。2002年、起業してベンチャー支援雑誌『Incubation』を創刊するが、あえなく廃刊。起業の裏を知り尽くしている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わらびん
3
1000人のうち成功するのは3人。そもそも社長になるべきでない者が社長になることが間違い。など、鋭いコメントがあり、頷ける。そして、ドライブをかけてひたむき・前向きに進むことが出来るか?やっぱり起業は難しい!2014/09/22
さいもん
2
ヒマ潰しのために読む本。 『社長になるべきでない人間が社長になることがすべての元凶だ。素質のある人間は、本書を読む前にすでに起業している』 どやー2016/12/17
まさみつ
2
なぜか入り混じる英語のせいで読みづらいったらありゃしない(笑)。ただ内容は切実です。2010/03/03
Akio Kudo
1
★★★ この本の体裁も読みづらいが、著者のエゴの強さにも辟易する。ただ、起業が余りにもリスキーで普通の人は分をわきまえるべきではないかと教訓を学べる2018/10/30
Shinya Kusakabe
1
『そもそも素質potentialある人間は、私の本を読む前に、とっくのとうに起業している。 まずは実際にやっているのだ。 私の本を読んでいる時間なんてない。 その意味では、本書を読んでいるあなたに、起業の資格なんぞないと断言assertしていい。』どす。 2013/09/16