出版社内容情報
なぜ日本のメディアはこの問題を正確に報道しようとしないのか?
■大きな意味で捉えれば、現在、日本が直面している「北朝鮮のミサイル問題」は、極めて外交的かつ政治的な問題 diplomatic and political issue である。また、日本の安全保障 security を考えれば、全国民が自分の頭で判断 make a judgment しなければならない深刻な問題 serious problem でもある。しかし、なぜかそこには、判断の基準となるべき“科学的な視点” scientific views が欠けている。
■本書ではまさに“科学的な視点”から、北朝鮮のミサイルの性能・装備を徹底解剖。さらに東京着弾をシミュレートしたうえで、ミサイル・ディフェンス(MD)の状況、ペイトリオット迎撃ミサイル(PAC3)の性能を分析し、“現実的な対応”を考察する。
内容説明
本書ではまさに“科学的な視点”から、北朝鮮のミサイルの性能・装備を徹底解剖。さらに東京着弾をシミュレートしたうえで、ミサイル・ディフェンス(MD)の状況、ペイトリオット迎撃ミサイル(PAC3)の性能を分析し、“現実的な対応”を考察する。
目次
1 ミサイル・ディフェンスの現状
2 悔ってはいけない北のミサイル
3 北のミサイルはどう発達したのか
4 東京は火の海に
5 ミサイル・ディフェンスの歴史
6 ミサイル・ディフェンスは欠陥だらけ?
ExtraPart 驚異の「偵察衛星」
著者等紹介
中冨信夫[ナカトミノブオ]
1949年、東京都生まれ。宇宙工学アナリスト。専門は「宇宙航法学」「システム工学」「画像工学」「情報工学」「情報科学」「惑星科学」。理学・工学博士
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