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Kobunsha paperbacks
「国家破産」以後の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334933487
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

「景気回復」が「国家破産」をもたらす!?―そんな信じられないことがいま、われわれの目の前で現実になろうとしている。このパラドックスの説明は簡単だ。「景気回復」→「長期金利上昇」→「国債の金利払い急増」→「国家破産」という因果関係は、決して断ち切れないからだ。日本政府がゼロ金利下で安易に国債発行を続けてきたため、“隠れ借金”を含む国家の債務超過は、もう1000兆円を超えている。したがって「長期金利」が上昇すると、利息払いだけで国家財政は即パンクするのだ!結局日本は、官僚主義の弊害で第2次大戦に負け、いままた同じ理由で「国家破産」に到るのである。本書では、「日本の国家破産は実際、どのようなかたちで訪れるのか」をシミュレーションするとともに、より広く世界の情勢を考えたうえで、「今後の日本と日本人の生き残り方」を問う。

目次

1 見えざる危機
2 3つのシナリオ
3 破産国家の例
4 日本再占領
5 ブリックスの世界
6 「国家破産」以後の世界
Extra Part 新しい「勝ち組」たち

著者等紹介

藤井厳喜[フジイゲンキ]
国際問題アナリスト。1952年、東京都生まれ。’77年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年から’85年までアメリカ留学。クレアモント大学政治学部大学院(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。’82年以来、近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。株式会社「ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン」代表取締役。拓殖大学日本文化研究所客員教授、千葉商科大学非常勤講師、モンゴル国際経済商科大学客員教授、日米保守会議理事・事務局長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

4
女性用生理用品のCMと主要な経済用語には、主語・目的語がない。「連邦準備制度理事会」「総量規制」だのと。察しろよ、近付き過ぎるなよとの心ばせだろうが、よく経済人の心根を表す。ある程度は近寄ってもらわなくては投信でカモれない。経済人の言葉遣いはフワついている。「紙くずになる」「ビッグバン」「徳政令」「奉加帳方式」だのと。「日本の中央銀行にあたるのは日本銀行」というのも何か裏があるようだ。ノンフィクションもののバナナの叩き売り口上として「今が時代の転換点」と「崩壊・破綻」の2つは欠かせない。これまで唯一現実化2022/05/30

Sanchai

1
http://sanchai-documents.blog.so-net.ne.jp/2008-11-15-22006/02/18

Kengo Oka

1
国家破産すると、戦後のような貧しい状態になる。大金持ち以外はみんな貧しくなる。逃れる術は、本物になることか、英語頑張って海外に出るしかない。2012/03/24

sr-yama

0
国家破産。 本屋では「国家破産から財産を守る」「これから〇〇で財産を増やしなさい」などの本が並んでいる。考え方は人それぞれだが、約10年前に書かれた本を改めて今読むだけの価値はある。 今後の日本はどうなるかのか?ただ思うのは歴史は繰り返す。人って意外と愚かではないか・・・と思いながら世界史を読み直すのもありかなって思いながら一気に読み終えた。2015/03/08

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