内容説明
もやもやとして形をなそうとしない今どきの「買い物」「お金」の本質を知るには、日常、普通に買い物をしている人たちの声を具体的に聞いて、それらに答えを出していくのが一番の近道です。この本を読むことで、買い物の楽しさ、お金を使う喜びを再発見してください。ここで取りあげた事象は、マーケッターにとっても見逃せない消費の状況であるはずです。
目次
1 買うのをためらわせている「なにか」とは―「これを買ったらまた物が増えるな」と思うことがありますか(「これを買ったらまた物が増えるな」と思って買うのをやめることがありますか。;新製品のお茶があっても、ヒット商品「生茶」の新バージョン「口どけ生茶」を探してしまいますか。 ほか)
2 「がっかりする」を買う心理―「どうせがっかりする」と思いながらも「続編」を見てしまいますか(レストランで「前菜3種類から選んでください」と言われると、面倒ではないですか。;レストランのサービスに「こんなのにお金を払うなんて」と腹を立てることがありますか。 ほか)
3 「抑止力がない」といくらでも買うのか―「食玩を“大人買い”するのは大人げない」と感じますか(食玩やガチャポンを「大人買い」しても、ちっとも大人になった気がしないと思いますか。;食玩やガチャポンを買うときは楽しくても、開けたらフィギュアに関心がなくなってしまいますか。 ほか)
4 なぜ「お金を使う」のは後ろめたいのか―「自分は無駄遣いをしている」と思いますか(いつのまにかカードのポイントが貯まっていると嬉しいですか。;ポイントがお金になると嬉しいですか。 ほか)
著者等紹介
辰巳渚[タツミナギサ]
1965年福井県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。マーケティング雑誌「月刊アクロス」記者、筑摩書房勤務を経て、フリーのマーケティングプランナーとして独立。専門は、ライフスタイルの変遷の検証と分析、および世代論。著書『「捨てる!」技術』(宝島社新書)をきっかけに、現在の暮らしの問題点と行方について、発言をつづけている
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感想・レビュー
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涼
りおふ
おたきたお
みい⇔みさまる@この世の悪であれ