内容説明
ひょっとして、大いなる勘違いなのか…。頭をかすめる強気と弱気。妻と子どもの運命まで背負っての、作家修業の道はいつまで続く!?怪作・話題作を連発するミステリ界のトリックスターが明かす、驚きのデビュー秘話。
目次
第1章 抜け殻
第2章 活字中毒
第3章 復活
第4章 旅路の果てに
著者等紹介
鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hundredpink
38
泣ける。2019/11/07
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
36
ちょっと作家を目指す気のある人は手にとって、この作者がどんな風に作家になったのかを読んでみるのも良いかもしれないけど、努力しないでというか、支えてくれた彼女というか嫁さんがいなければ作家にはなれないという結論になるかもしれない。なんにせよ、どこまでが自伝なのか、わからないところが作家の力ですね。2011/10/23
キキハル
34
・・・そんなものはありません。実際は涙ぐましい努力をなさっています。おそらくは作者の分身である伊留香総一郎。作家になると決心してから17年。新人賞に応募しては落選するばかり。生活は困窮しモヤシと豆腐の食事が続く。そんな彼を支え励まし続けた妻の陽子さんの存在が大きい。ともに笑いともに泣いた良いご夫婦です。作中、多数の作家諸氏の実名が出ていて、みんな努力したんだなと感じ入りました。作家を目指す方には参考になりそう。デビューしてもそれは始まりの点でしかありません。どうぞこれからも面白い小説を書いてください。2011/10/30
雅
28
夢を叶えるには並大抵の努力では足りないのでしょう。しかも、いい出会いが必要ですね。とにかく行動しなければ2018/10/09
sora
28
努力しています。なみだぐましい努力を。2015/03/04