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ブルーベリー

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334926038
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

二十数年前。
憧れと怯えを抱えて上京した十八歳の僕。
いろんな場所で、いろんな人たちと場所で、いろんな人たちと出会い、時を過ごした。でも、いつの間にか、会わなくなってしまった人たちがいる。──彼らはいま、何をしているのだろう?
かつて共に過ごした全ての人々に捧げる感動作。

内容説明

ちょっと寂しくて、とびきりひたむきな人たちとの、別れと出会いの物語。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学卒業。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

102
時系列に並んでいるのかと思いきや、そういうわけではなかったね。で、これはフィクションではなくて体験談という解釈で良いんだよね?2017/12/23

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

76
図書館*人間交差*1981年。東京に対する憧れと怯えを抱えて上京した十八歳の僕。あれから二十数年が過ぎた・・・。あの時出逢った彼らはいま、何をしているのだろう?ちょっと寂しくて、とびきりひたむきな人たちとの、別れと出会いの物語(紹介文・他より)――1981年…。それは、主人公が上京した年。そして私が生まれた年。まるで川の流れの様に、一見ゆったりと…しかしその流れの底は濁流の様相を見せる激流の時代。現代の私たちなど比較にならない程バイタリティ溢れる人々。 ⇒続き2013/08/31

Die-Go

68
図書館本。初重松清。著者をモデルとした、一人の大学生が味わういくつもの出会いと別れ。短編集であったが、それぞれに含みがあり、読みごたえはあった。★★★★☆2015/12/19

myunclek

62
自らの学生時代を思い出しながら、懐かしさとほろ苦さをどのエピソードにも感じさせられた。一途に人を愛する気持ちと、覚めていく愛情の薄情さを経験したり。人生悩んだこともあるけど、今思えば、真っ直ぐ生きてた証拠なんだろな。2013/12/31

りょう君

51
作者の自伝的小説で全12話の短編集である。80年代の学生生活を送る中で、学内やアルバイト先で出合った人達の当時の思い出話などが中心。地方から東京都内に出て行って、方言を使わない標準語の話し方や当時流行の若者のファッション、テレビの番組やお洒落な店など時代を反映している。作者が40代になって人生は思い通りにならないと分かった頃、過ぎ去った当時の人達を懐かしんでいる。「人生で大事なものは・・・」の最後のページで目頭が熱くなった。今やベストセラー連発の誰もが認める直木賞作家の少しほろ苦い青春時代の思い出。2015/12/01

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