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悲しき人形つかい

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334925338
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ホーキング博士に、自分の足で歩いてもらいたい!無名の天才発明家・機敷埜風天は、壮大な夢を実現すべく、脳波を直接受信して動作をサポートする介護支援機器「BF」を開発していた。しかし、引っ越してきた横嶋町は、二組のやくざが抗争を繰り返す、超危険地域だったのだ…!想像力がエスカレートしていく痛快スラプスティック長編。人気作家・梶尾真治、待望の最新作。

著者等紹介

梶尾真治[カジオシンジ]
1947年熊本県生まれ。1971年、「SFマガジン」誌に「美亜へ贈る真珠」が掲載され、デビュー。『地球はプレイン・ヨーグルト』で第10回星雲賞、『恐竜ラウレンティスの幻視』で第23回星雲賞、『あしびきデイドリーム』で第32回星雲賞、『黄泉びと知らず』で第35回星雲賞、『未踏惑星キー・ラーゴ』で第28回熊日文学賞、『サラマンダー殱滅』で第12回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

daubentonia

10
本当に、表紙と題名からは全く想像できない展開です。スピード感があり、所々に笑ってしまう場面があって面白かったのですが、北村組長が若干可哀想に思えました…。全てを読んでから、改めて表紙を眺めるとシュールですね(>_<)2013/01/31

myc0

7
こんな面白い話が読みたかった(笑)天才発明家のフーテンと相方(?)の祐介が、彼らの発明品のせいでヤクザの抗争に巻き込まれる…という突飛なお話。前半は、文章は面白くないけど展開は面白い、という印象。だけど、後半いよいよ訳が分からなくなってきて、馬鹿馬鹿しくて楽しかった。表紙のイメージで、天童荒太系の説教臭いのを想像していたので尚更かな。フーテンが、祐介がいないと他の人とコミニュニケーションとれないくらいもっと変人でもいいんだけど。そして最後の最後までハチャメチャなことをしてくれる作者。先が読めない(笑)2013/06/22

虫尾 

4
SF版「まほろ駅前~」みたいな一冊。凸凹コンビ+α+βのドタバタ劇なのだが、ときにホロリときに爆笑。少々不謹慎な設定なので真面目すぎるムキにはお勧めしないがあくまでフィクションとしては佳作と呼んでいい。2011/09/20

葉月94

3
タイトルと、導入部からは想像もつかない展開でした。犠牲者はたくさん出たけれど、街が復活したところが良かった。1日も早く、脳波誘導ボディフレームが、実現される日が来るといいですね。2010/12/23

クローカ

3
小説。SF風味の人情(任侠?)コメディ。いやもう、ここまで『(良い意味で)バカバカしい』作品を読んだのは久しぶり。ブラックな笑いを圧倒的なスピード感でスッと読ませてしまう娯楽作。先は読めるっちゃ読めるんだけどワクワクしてしまう。良かったです。2010/05/03

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