内容説明
芥川賞作家が、不仲な夫婦の微妙な愛など、不思議な関係を描く全5編。
著者等紹介
大道珠貴[ダイドウタマキ]
1966年、福岡市生まれ。県立福岡中央高校卒。2000年に「裸」が九州芸術祭文学賞を受賞し、デビュー。長編『背く子』で「性」と「死」に敏感な少女期を赤裸々に描くなど、注目を集め、2003年、「しょっぱいドライブ」で第128回芥川賞を受賞
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感想・レビュー
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あつひめ
23
標準語で喋るとカチン!!とくるようなことでも方言で話すとどこかやわらかくなる???天然の夫婦みたいで・・・面白いっちゃぁ面白い。凸凹がうまくはまる時となかなかはまらない時・・・夫婦っていつもいつもいい感じとも限らないけど、そのビミョーな様子を飽きさせずに最後まで持っていけるところが大道さんの力量かな???2010/12/27
だまん
1
このごみごみとした生のままの関係を描いておいてなお「素敵」というタイトルをつけちゃうところに、作者の愛情を感じる2008/09/08
コウママ
0
短編集。どの話もそんなに大事件が起こるでもなく、面白いんだか面白くないんだか。うーん‥。「一泊」が一番読みやすかった。2011/01/18
どん社長
0
博多弁、読みにくい・・2024/03/07