内容説明
正体不明。目的不可解。壮大なる悪戯の組織「ZOKU」と、彼らの企みを阻止しようとする「TAI」。いったい何者?何のために!?連作ミステリィ短編集。
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年、愛知県生まれ。1996年、『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞し、デビュー。以後、続々と新刊を発表、たちまち人気ミステリィ作家となる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Alice
21
なんだこりゃ?!最後はドンデンなのか?違うのか? ロミ・品川…なんて素晴らしいキャラ!(≧∀≦)2021/08/12
佐島楓
21
スケールの大きな「いたずら」を仕掛ける謎の集団「ZOKU」とそれを阻止しようとする「TAI」。イメージはヤッターマンとかあのあたりかな? くだらんなぁと思いつつも読み進めてしまうのはなぜだろうか。揖斐と野乃の関係は犀川先生と萌絵ちゃんのそれにちょっとかぶる。2013/06/21
Tadashi_N
17
悪の組織ではなく悪戯の組織の活躍。2015/10/15
たきすけ
15
莫大な資金と人材を使い、現代社会にささやかな不安をばらまくことで清く正しい人間性を取り戻そうとする謎の組織ZOKU。そしてそれを阻止しようと、日夜汽車を走らせるTAIとの壮絶?な対決の日々が本作には書かれている。魅力溢れるちょっと濃い登場人物達のやりとりも面白く、ZOKUのアイデアの数々に森氏の引き出しの多さを感じました。意味のない事に意味を求める本をお探しの方は是非一読下さい。2015/06/18
tokkun1002
12
連作短編集。2003年。ロミ品川vs永良野乃。謎の組織と謎の組織が対立して何をやっているのかわからない作品。2017/07/22