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模倣密室―黒星警部と七つの密室

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334923952
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「おおっ、これは不可能犯罪だ!」歓喜の雄叫びを挙げ、小躍りする熱狂的マニア・黒星光警部。あの名作、この傑作が走馬灯のように脳裏を駆けめぐるが…。折原ワールドの「企み」が満載!人気シリーズ、待望の最新刊。

著者等紹介

折原一[オリハライチ]
1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、月刊誌「旅」(日本交通公社、現JTB)の編集者を経て1988年、デビュー作『五つの棺』を発表。本書で活躍の黒星警部の鮮烈な登場作でもあった。1995年、『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。切れ味鋭い叙述トリックで独自の世界を築き、読者を魅了しつづけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

65
黒星警部その6。短編集。個人的にはこのシリーズは短編集の方が好み。つなわたりの密室・本陣殺人計画なんかがイイ。2013/12/22

あっ!chan

30
7つの密室事件を扱った短編集、すご〜く期待して読み始めたら、なんだか全体が雑な感じが…と思ったら、大した能力のない黒星警部が主役のシリーズ、しかも最終第五弾だった。どおりでいきなり感が強いし、ネタぎれ(?)のせいか手抜きのせい(すみません)か、やたらと転んだりぶつけたりして気を失うキーマン登場人物の多いこと…黒星さんのバカさ加減も含めて、なんだかかる〜い感じが折原さんらしくなくて(いかにもっていうのもあったけど)ちょっと消化不良でした。やっぱりしっかり作り込んだ長編が好き!2021/11/26

ちどり

22
埼玉県白岡市で繰り広げられる密室ミステリ短編集。黒星警部が毎度 極上の事件起きないかなー と呟いてますが、田舎で十分すぎるほど毎回事件起きてることを理解していないところがおもしろい。 黒星シリーズの素晴らしい所は、名作ミステリーのネタが出たり、話の内容も重くなく 特に密室物のオススメ作品が紹介されてるところは必見です。内容もあっさりして小説初心者にもパラパラ読めますし、ミステリーファンには所々にある 他ミステリー作品のネタがでたり、密室トリック解釈なども楽しく読める作品だと思いますぅ,,,,2014/09/17

yk

11
なんだかゆる~い密室ミステリーの連作短編でした。黒星警部のシリーズなんですかね?たまにはこういうのもいいかも。2023/11/20

くまんちゅ

10
黒星警部シリーズの短編集。今作は本格的な密室ものというよりもバカミスっぽいトリックが多かったような印象で、ちょっと無理筋かなと思うものもありましたが、そんな中にも、意外な結末の作品もあってなかなか楽しめました。個人的に好きだったのは「本陣殺人計画-横溝正史を読んだ男」や「交換密室」あたりですかね。本格もののパロディの元ネタがいまいち分からなかったのが残念。2015/06/10

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