出版社内容情報
文政の大火で焼け出された人気戯作者十返舎一九一家。尽きない騒動に舞の苦難は今日も続く、きりきり舞いの人気シリーズ最新刊!
内容説明
十返舎一九、一世一代の野辺送り。「煙と共に灰左様なら」。お江戸の大火で、命からがら焼け出され、無一文のすっからかん。一九と娘の舞一家、涙と笑いの大騒動の巻。
著者等紹介
諸田玲子[モロタレイコ]
1954年静岡県生まれ。外資系企業を経て、翻訳・作家活動に入る。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。歴史・時代小説を中心に著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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