ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

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  • サイズ 46判/ページ数 444p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334913724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

謎を解くためなら、手段を選ばない。コロナの時代に、とんでもないヒーローがあらわれた!

名もなき町。ほとんどの人が訪れたこともなく、訪れようともしない町。けれど、この町は寂れてはいても観光地で、再び客を呼ぶための華々しい計画が進行中だった。多くの住民の期待を集めていた計画はしかし、世界中を襲ったコロナウイルスの蔓延により頓挫。町は望みを絶たれてしまう。そんなタイミングで殺人事件が発生。犯人はもちろん、犯行の流れも謎だらけ。当然だが、警察は、被害者遺族にも関係者にも捜査過程を教えてくれない。いったい、何が起こったのか。「俺は自分の手で、警察より先に真相を突き止めたいと思っている」──。颯爽とあらわれた〝黒い魔術師〟が人を喰ったような知恵と仕掛けを駆使して、犯人と警察に挑む!
最新で普遍的。この男の小説は、ここまで凄くなる。東野圭吾、圧巻の離れ業。

内容説明

殆どの人が訪れたことのない平凡で小さな町。寂れた観光地。ようやく射した希望の光をコロナが奪い、さらに殺人事件が…。犯人と探偵役、それぞれの仕掛けが張り巡らされています。騙されないように、お読みください。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。1999年、『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2006年、『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞をそれぞれ受賞。2008年、『流星の絆』で第43回新風賞を受賞。2012年、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞を受賞。2013年、『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞を受賞。2014年、『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。2019年、第1回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1072
2020年11月刊と比較的新しいもの。コロナ禍が取り入れられている。元中学教師の殺人事件を描くが、容疑者がほぼ絞り込まれたあたりで犯人とその動機に想像がつく。おそらくは犯人を当てることに作品の眼目が置かれてはいないのだろう。ミステリーにおいては、一般に犯人が様々なトリックを用いるが、本作でそれを行うのは探偵の側である。そして、そのために用意されたのがマジシャンであった叔父の武史であり、この物語の要諦はまさにその点にあった。これをともかく面白い趣向だと思えれば、本作は成功である。2023/02/09

starbro

1023
東野 圭吾は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 新ヒーロー、新シリーズの誕生でしょうか?東野 圭吾にしては少し軽くて物足りない気もしますが、今後の展開に期待です。書下ろしなので、コロナ禍満載でした。アニメ人気に肖っているのでしょうか、ドラえもんが登場するとは思いませんでした(笑)作中作『幻脳ラビリンス』を東野 圭吾初SFで読んでみたい。 https://special.kobunsha.com/blackshowman/2020/12/24

パトラッシュ

908
最近は人情小説ばかり続いた東野さんが、久しぶりに本格ミステリに挑戦。事件解決のためなら手段を選ばないマジシャンが主役とはユニークな設定で、刑事のスマホを盗み見したり事情聴取で逆に警察の情報を探り出すなどの口八丁手八丁ぶりが面白かった。謎解きより神尾武史が次に何をやらかすかに興味を惹かれたし、派手な解決シーンもマジシャンならではと思わせる。アメリカでの成功を捨てて帰国した過去も謎めいており、キャラを一層際立たせている。ただ犯人の殺人動機は栗本薫さんが40年以上前に書いたものと同じであり、画竜点睛を欠いたか。2021/01/28

bunmei

837
コロナ禍で疲弊している社会情勢や生活様式を背景に、『鬼滅の刃』的な大ヒットアニメまで一早く小説に取り入れているあたり、さすが東野圭吾。今回は新キャラクターの神尾武史も登場。粗野ではあるが、元魔術師の技量を活かして、状況を瞬時に判断し、口八丁手八丁で警察とも対等に渡り歩く大胆不敵さ。映像化するなら福山・阿部・木村に続き、今回はニヒルな大泉洋のイメージ(笑)コロナ禍で悪戦苦闘している名もなき温泉街を舞台にした、元教師の殺人事件の真相に迫るキーマンが、嘗ての教え子達の様々な思惑から、次第に浮かび上がってくる。 2020/12/15

うっちー

784
東野作品としては軽めのものでした2020/12/04

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