光文社知恵の森文庫
日本史は逆から学べ 江戸・戦国編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787844
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

内容説明

天保の改革はなぜ短命に終わった?家康はなぜ関ヶ原合戦で勝てた?因果関係を逆から紐解けば、歴史はもっと面白い。『日本史は逆から学べ』シリーズ「近現代史集中講義」に続く第3弾は、江戸時代から戦国時代の幕開けまでさかのぼる。将軍や老中など時の為政者による諸改革や、武将たちの下剋上の乱世を、巻き戻しながら読み解く。

目次

序章 幕府の崩壊
第1章 ペリーの来航→田沼政治(なぜペリーは日本を開港することができたのか?→これまでの失敗を経験にして、日本を徹底的に研究していたから;たびたびやって来るアメリカの使節に対し、幕府はどう対応したのか?→アヘン戦争を機に、強硬な異国船打払令を撤廃し、対外政策を変えた ほか)
第2章 享保の改革→文治政治の転換(なぜ江戸幕府は、財政再建に成功することができたのか?→享保の改革によって、長期的な収入安定策を導入することができたから;享保の改革では、具体的にどのような政策が展開されていったのか?→農村・都市対策、御家人の貧窮対策など多方面の政策が実施されていた ほか)
第3章 由井正雪の乱→関ヶ原合戦(なぜ由井正雪は、江戸幕府に対する反乱を企んだのか?→治安を乱す牢人が増え、彼らの不満を利用して倒幕できると考えたから;なぜこの時期、主家を失った牢人が急に増えたのか?→法令違反や些細な理由で、幕府が次々と大名家を改易していったから ほか)
第4章 豊臣政権→応仁の乱(なぜ家康は、秀吉の死後、すぐに天下を取ろうと動きはじめたのか?→幼い秀頼を奉じた豊臣政権が弱体化し、倒すことができると確信したから;秀吉の死後すぐに、豊臣政権が弱体化していったのはなぜか?→朝鮮出兵や秀吉の後継者の抹殺などで、政権への求心力が低下したから ほか)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
1965年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nakopapa

2
歴史を逆に辿るシリーズ第三弾。飛ばし飛ばしに出来事は知っているが、それが綿々と繋がっていることは、歴史を遡りながら追った方がよくわかる。良かれと思った政策がなぜ行き詰まったか、結果から振り返ることで見えることがある。2020/12/29

roukyu2taku

1
6 江戸時代末期から応仁の乱まで 主に戦国時代を逆に読み解いた本 物事の起こりが分かりやすくて読みやすい2021/01/08

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