光文社知恵の森文庫
神社でわかる日本史―あの歴史上の人物はここに祀られている

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787257
  • NDC分類 172
  • Cコード C0114

出版社内容情報

総数8~10万と言われる日本の神社。その由来、祀られる人物の功績などを紹介し、日本史の裏側を浮かび上がらせた。

内容説明

聖徳太子、源義経、織田信長、宮本武蔵、坂本龍馬…。彼ら日本史上の偉人・英雄たちは、みな神社に祀られ、人神となって、人々の信仰の対象となってきた。彼らが祀られている神社とその功績を紹介しながら、神社巡りの新しい楽しみ方を提案する。

目次

第1章 古代の英雄・偉人を祀る神社
第2章 平安時代の英雄・偉人を祀る神社
第3章 源平争乱期の英雄・偉人を祀る神社
第4章 南北朝騒乱期の英雄・偉人を祀る神社
第5章 戦国時代の英雄・偉人を祀る神社
第6章 江戸時代の英雄・偉人を祀る神社
第7章 幕末から近代の英雄・偉人を祀る神社

著者等紹介

戸部民夫[トベタミオ]
1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に。新聞や雑誌の取材活動にも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ykmmr (^_^)

148
全国の有名な場所を中心に、神社の御祭神・歴史・成り立ちをまとめた本。実在した人物たちが祀られ、その人物たちの『人生』もかかってくる。各『ご利益』からも言えるけど、ただ参拝するのではなく、その神社の姿を知るのは大事である。これは、寺にも言える事だろう。寺社仏閣を参拝する時に、ご利益やスピリュチュアル的な事よりも、こういった事に興味がある私には有り難い本。最近は、寺社参拝と共に、御朱印集めをしているが、これからはこの本を一杯参考にして、充実した参拝が出来ればと思っている。2023/02/16

☆よいこ

66
神社雑学。神社祭神のタイプは大別すると3つ①氏神型(祖先神や縁故ある守護神)②勧請(かんじょう)型(霊威の分霊)③人神型(実在の人物をその死後に神格化して祀る)▽この3つ目の人神型は、⑴無念を残して死んだ者の霊が祟るので、それを鎮めるために神格化した「御霊(ごりょう)系」と、⑵すぐれた事績を残した人物を祀る「顕彰(けんしょう)系」がある▽人神型の神社を時代別に紹介する。人物紹介と神社の来歴エピソードなど3ページ程度写真付き。巻末に都道府県別索引あり。新一万円札の渋沢栄一を祀る渋沢神社は青森県三沢市古牧温泉2023/07/02

komorebi20

2
古代の神社は、怨霊系の人神を祀る神社が多かった。戦国時代以降は、英雄・偉人を祀る神社が多く、特に徳川家康は、自ら守護神として祀る事を遺言にし、日光東照宮が出来た。神社を知ることで日本史を楽しく学ぶことができ、神社に興味を持った。2019/12/02

なんとかさん

2
タイトル通り神社に祀られている人物から日本史を学べる本で、学んでみるとそれぞれのエピソードもそうだけれど祀られている場所なども意外だったりして面白かった。2019/09/03

030314

1
神社ごとに由緒、歴史が書かれており、正に「日本史の記念碑的機能、記憶装置」。架空の神を拝ませる宗教と違い、神社に祀られる祭神は実在の人物であるので、そこがとてもおもしろい。自分の祖先がどこかに関わっているのでは、と、思わずその神社を訪ねてみたくなる。2021/12/27

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