光文社知恵の森文庫
マーク・ピーターセンの英語のツボ―名言・珍言で学ぶ「ネイティヴ感覚」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334785932
  • NDC分類 830
  • Cコード C0182

内容説明

「いかにも英語っぽい表現」ほど、日本人学習者にとっては難しいもの。本書では、特に日本人が気づきにくい、また誤解しがちなニュアンスやレトリックにスポットを当て、有名人の名言・珍言や、小説・映画の名作をネタに楽しく解説。「日本人英語」の弱点を知りつくした著者ならではの視点で、ネイティヴに通じる英語表現の“ツボ”を伝授する。

目次

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の「うそっぽさ」を表す英語(ホールデン・コールフィールド、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』より)
本物の結婚をするためのveryの便利な使い方(オードリー・ヘプバーン)
ベッカムの間違い英語のおかしさ(デビッド・ベッカム)
日曜日の朝のクリントンと土曜日の夜のビルは同一人物か?(ディック・モリス)
ブッシュ大統領のかなりヘンな英語(ジョージ・W.ブッシュ)
大統領スピーチのレトリックとは?(ジョージ・W.ブッシュ)
apparentlyは「明らかに」という意味ではない(アンドリュー・コーエン)
あなたではない“you”について(アイケル・ムーア)
英語で「釈迦に説法」と同じことを言うには(カーク・ハニカット)
「iPodの汚い秘密」を暴いた兄弟(ケイシー・オーウェン・ナイスタット)〔ほか〕

著者等紹介

ピーターセン,マーク[ピーターセン,マーク][Petersen,Mark]
アメリカ、ウィスコンシン州生まれ。コロラド大学で英米文学、ワシントン大学大学院で近代日本文学を専攻。1980年、フルブライト留学生として来日。現在、明治大学政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パンジャビ

3
教養本って感じだけど、時々自分達にも使える表現でハッとするものが載っていた。でも例が古いのが多いけど(笑)2018/05/15

Nobody1

3
その英語がどんな「感じ」がするのかを、日本語との比較も絡めてコンパクトに紹介してくれる。文学作品からの引用もあり、勉強になる。2017/08/08

佐藤拓

2
とても面白かった。自分の英語能力の向上に寄与したかどうかは不明だが、英語表現のちょっとしたニュアンスの違いを理解して、文字通り、目から鱗が落ちる感じ。毎日の通勤電車の中で読んでいたのだが、読了してしまったことが残念なくらい楽しかった。2014/04/25

別府

2
作者買いです。思ったよりかなりボリュームがある。面白いと思えたレトリックも幾つか見つかった。2012/02/14

ズラ

2
思いの他良かった.著名人の名言の英文それ自体より,コメントが面白い.2012/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4344765
  • ご注意事項