- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 雑学文庫
- > 光文社 知恵の森文庫
内容説明
社会主義崩壊後、多くの人が無批判に受け容れている現在の社会システム。その限界と欠陥を、“ラディカルな自由主義者”笠井潔が鋭く指摘、理想の社会構想を提示する。たとえば、遺産相続や税金の撤廃。警察、刑務所、厚生省や文部省の民営化。安楽死や自殺を基本的人権にすること…。過激に、論理的に、21世紀自由社会は本書から始まる。
目次
序章 革命戦士と「文の商人」
第1章 二〇世紀の終焉と新しい社会構想
第2章 「自由な個人・自由な社会」のための条件
第3章 ラディカルな自由主義の原理
第4章 国家を市場に解体する
終章 独立生産者としての作家