光文社文庫<br> 和菓子のアンソロジー

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光文社文庫
和菓子のアンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 354p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334767631
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました。疲れたときに読みたくなる、宝箱のような一冊。

著者等紹介

坂木司[サカキツカサ]
1969年、東京都生まれ。覆面作家。2002年、『青空の卵』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

520
タイトルを確認しないで購入。和菓子のアンちゃんシリーズかと。それはそうと、アンソロの楽しさといえば、同じテーマに沿った短編を通じた未知の作家さんとの出会い。今回の拾い物は、日明恩(たちもり・めぐみ)さん。メフィスト賞出身らしいが、シャキシャキした文章が好み。みなさんさすがの和菓子描写に、読みながら唾がわいて困った(笑)寝る前に読む本じゃない。2021/12/26

しゅわ

228
【図書館】坂木司さんリクエストで“和菓子”をテーマにした各作家さんの作品を集めた風変わりな短編集。文庫化を機にひさびさの再読。和といいつつ世界にはばたき、ファンタジー?や心の旅、刑事モノ…と作家さんそれぞれの切り口でテーマに挑んでいて、とてもバラエティに富んだ世界観。充実した内容ですね。「和菓子のアン」の後日談…アンちゃん達のちょっとしたデートにほっこりしたり、故人の残した謎や告白の返事の意味を一緒に考えたり、意外な発想に驚いたり、なんともいえない幸せな読後感に浸ったり…とても楽しい一冊でした♪2015/03/10

SJW

213
和菓子をモチーフにした10名の作家が書いた10編の短編集。それぞれの作家の特徴が出ていて面白いが、和菓子からくるほんのりと甘いストーリーを期待すると、SFやら戦争ものなど期待からずれていることも事実。もう少しテーマを絞ったアンソロジーの方がよかった。2017/11/07

マコポン

203
読友さんに「和菓子のアン」の続編があると教えていただき、文庫が出たのでさっそく購入しました。10人の作家の短編集の内の1編だったのが残念でしたが、とてもよかったです♪立花さんとアンちゃんの今後が気になります(^▽^)/。ほかの9編も初読みの作家さんもいて和菓子をテーマに色々な話がありよかったです。2014/07/13

takaC

202
本屋版&ペット版同様に面白かった。「餡」は意外にも漢検1級漢字なんだよね。「飴」は準1級だけど。今度はもう作品並び替えは気にせず読んだけどあとがきに根拠っぽいことがなんとなく書いてあった。2014/12/04

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