内容説明
カフェ“こむぎ”は、早朝オープンの人気店だ。ぬいぐるみ店長・山崎ぶたぶたが作る、とびきりおいしい朝食!ふんわりパンケーキに熱々フレンチトースト、自家製ソーセージにたっぷり野菜のスープ…。不眠症が続き、会社を辞めた泰隆は、夜はバーに変身するこの店で働き始めた。ぶたぶたとの不思議な交流が、彼の疲れた心を癒してゆく―。傑作ファンタジー。
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
197
ぶたぶたその15。メインテーマは親子関係?。それにしても表紙にあるようなホットケーキが食べたくなります。2015/02/17
AKIKO-WILL
172
朝から読んでいたら、ご飯食べてもお腹が鳴るこの本!ぶたぶたさんが朝カフェやっているなんて魅力的。これが家の近所なら間違いなく通う気がする…ぶたぶたカフェ『こむぎ』パンケーキやフレンチトースト、ブラウニーやクッキー!昼には5cmの厚みがあるホットケーキが出てくるとは。メインのストーリーは読むと最後は癒されます。2016/05/24
りゅう☆
141
母の再婚を機に本当の自分探しの為に退職した泰隆は夜のバーを手伝うことに。そこは朝はカフェ。店長はぶたぶたさん!ビスケット、パンケーキにフレンチトースト、目玉焼きに自家製ソーセージに野菜スープ等の朝メニュー。作るのはぶたぶたさんなんだよ~いくらでも食べれそう。ランチはバターの乗った5cmの厚みあるホットケーキをダブルで♪本好きという共通点もあり、癒しに人(ぶた?)柄にだんだん心開いていく泰隆。遥の失恋話は思わぬ展開(笑)。やりたい事が見つかりそうでよかったね。ところでカルボナーラに入れた魔法の粉って何だろ?2017/10/12
小梅
127
ぶたぶたさんのパンケーキが食べたい! フレンチトーストも食べたい! 2018/06/18
優希
108
今回はカフェ。癒されるだけでなく、美味しそうな香りも漂ってきそうでした。パンケーキにフレンチトースト、自家製スープと想像するだけでお腹が空きます。それをぶたぶたさんが作っていると想像するとほっこりしますね。会社を辞職し、ぶたぶたさんの元で働き始めた泰隆との交流も微笑ましく。疲れた心にぽっと明かりが灯ったような気持ちになりますが、空腹時に読むのには向いていないかもしれません。2018/03/17