知恵の森文庫<br> 階級(クラス) - 「平等社会」アメリカのタブー

知恵の森文庫
階級(クラス) - 「平等社会」アメリカのタブー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334760984
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akane

2
上流階級、中流階級、下層階級を著者は9つに細分化して本編でがーっと解説、最後に 「練習問題」 が用意されている。「次の問題の人物の階級を述べなさい」 とあり、9人分の特徴 (ファッション・持ち物・職業・趣味・口癖等)が描写されている。本書を完全に把握していたら満点に近い成績がとれるだろうが、とてもとても(苦笑)。こんな細かい事象にこだわって人の上下を判断しているなんて、アメリカ人には恐れ入る。以前ジョージア州の人と文通していた時、 「リスペクト」 という言葉をよく使うと思って不思議だったが、なるほど。2014/11/01

さとう

2
さすがにちょっと古いんだろうけど面白かった。今の時代に即したものが読んでみたい。2013/07/06

アンドレナ

1
その著者は階層を上下づけるためではなく、長年見ないふりをされてきた格差の実態を(偏見混じりではあるがまあ学術書でもないから)暴き出すためにこの本を書いたと思う。見えない上流階級も含め、誰もが社会的地位や欲望に縛られた哀れな存在であり、自分の心に従い他人の目を気にせず、自由に生きる人こそが、階層から超越できる尊ぶべき存在である。2023/11/08

アブストラ

1
タイトルから『貧困大国アメリカ』みたいな本を予想すると肩透かしを食らう。終始、笑えて身につまされる読み物だ。

水の人

1
僕たちが一口に「金持ち」といった時のイメージが、どこに基づいているか……。それを見直し、自分がどのような形で成功していきたいのかを考えるのにはもってこいの良書だった。ついでだけど、これを読んだ後にアメリカの映画を見ると、ちょっと面白そうだ。2011/06/08

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