光文社文庫<br> 函館駅殺人事件―駅シリーズ

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光文社文庫
函館駅殺人事件―駅シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334748494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

冤罪の罠に落ちたカメラマンの金井は、自分を陥れた後輩を刺殺して、故郷の函館に向かった。金井を慕う美人モデルのマリ子、そして、コルトを使う謎の男・瀬沼―。金井を追って、函館駅に張り込む十津川と亀井の眼前で、射殺事件が発生し、その背後には覚醒剤密売事件の影があった。復讐は正義か。愛にすがる逃亡犯の宿命をサスペンスフルに描いた傑作長編推理。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなご

17
駅シリーズ第3弾。今回の舞台は函館駅でした。冤罪の罪に落ちたカメラマンの金井は自分を陥れた後輩を刺殺し函館へ。金井を追って函館駅に張り込む十津川警部の眼前で射殺事件が発生し、その背後には覚せい剤の密売事件が・・・函館を舞台に金井との攻防、射殺犯はいったい何者なのか?覚せい剤の密売事件の黒幕は?今回は謎が多くて読み進めるのがとても楽しかったです。2013/02/02

ゆきこ

10
なぜか家にあったので初めての西村さん。函館駅は行ったことがあるけど、連絡船がなかったのでこんな感じだったんだね。大好きな街函館のいろいろなところが見えて良かった。お話しの方は区切られて書かれてるからわかりやすいしスイスイ読めちゃいました。2017/05/31

クリンクリン

7
駅シリーズ3作目。前作までの都会のターミナル駅とは違い、今回は北の玄関口函館駅が舞台となっている。復讐の末、警察から逃避行をする犯人。その犯人が、生まれ育った函館へと海を渡る青函連絡船のシーンから物語は始まる。今回は犯人の名前が最初からわかっている。十津川&亀井コンビの追跡劇がメインである。追跡をしていくなかで函館駅では別の事件も起き、また復讐の裏に隠された真実があり……。始まりと終わりが青函連絡船のシーンであることも趣深い。西村さんの青函連絡船への思いが伝わってくる作品である☆2014/09/23

あきさん

5
修学旅行で青函連絡船に乗ったのを思い出しました。宏子は金井に好意を寄せていたということなのだろうか・・。2015/06/17

レコモコ

4
知人からもらって。青函連絡船に昔の函館駅が懐かしい~2017/08/20

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