光文社文庫
永遠の館の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 439p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334745318
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

I県竜飛岳スキー場。コースを外れた俺とヒカルは、吹雪の中、死の瀬戸際に立たされていた。そこに忽然と現れた屋敷。主人は高名な作家で、妻子と使用人とともにひっそりと暮らしていた。まるで何かを隠しているかのような、怪しげな行動…。そして、他の滞在者たちも巻き込んだ連続殺人の幕が開く―。次々と消える死体の謎とは?驚天動地の超合作ミステリー。

著者等紹介

黒田研二[クロダケンジ]
1969年三重県生まれ。2000年「ウェディング・ドレス」で第16回メフィスト賞を受賞してデビュー

二階堂黎人[ニカイドウレイト]
1959年東京生まれ。’90年第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選。’92年の『地獄の奇術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

99
合作(キラーエックス)その3。完結編。ようやく犯人の動機がわかる。ただ3部作まで引っ張る事なのか?。2016/02/27

セウテス

89
【雪の山荘サイコパス】シリーズ第4弾キラーX三部作③。完結編であり、さすが館のタイトルを冠しただけあるサスペンスである。ただし本格としては、トリックに運任せが存在する等、推理する事を目的としては不満が残る。スキー場の奥地、崖の上に建つ館は、他人の来館を極端に嫌う家族の住まいだった。吹雪で紛れ込んだスキー客や館内の改修に訪れた者、主人の友人等が閉じ込められる中連続殺人が幕を開ける。キラーXの動機に疑問も漂い、幾つかの謎解きがなされていない等、勿体無いなぁと感じる。館や連続殺人の雰囲気を、すなおに愉しむべし。2023/02/25

gonta19

21
2009/1/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2012/9/3~9/5 Killer Xシリーズの最終巻。 読み終わった感想は、「え〜、そんなんあり?」が正直なところ。ひっぱってひっぱって、これかよ、っていうのは言い過ぎかもしれないが、ちょっとそれは無いんじゃないの。2012/09/05

ホームズ

9
シリーズ物の最終作なんですね~(笑)確か『キラーX』は読んだ気がしましたが・・・。全体としては何となく『人狼城の恐怖』を小粒にしたような感じでした(笑)ちょっと死体消失の謎は雑な印象を受けましたが読みやすかったしそれなりに楽しめました(笑)2010/07/17

TAMA

8
2012年4冊目読了。続き物と知らずに読んで、肝のトリックがあそこにあるとしたら少し残念。さらに動機についても今イチでした。長年積読だっただけに残念。2012/01/20

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