内容説明
本州最南端の半島沖の孤島に建つ巨大な洋館。ここに集められたのは、館を所有する満喜家の血を引く人間とそのパートナー、五組十人の男女だった。十日の間に館内から巨大ダイヤを発見した者だけが、莫大な財産を相続できるというのだ。外部との接触を断たれた中、謎に満ちた宝探しが始まる。そして幕を開ける連続殺人。壮麗にして昏く艶やかな、物語の迷宮へ―。
著者等紹介
篠田真由美[シノダマユミ]
1953年東京生まれ。’92年、第2回鮎川哲也賞最終候補となった本格ミステリ作品『琥珀の城の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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