光文社文庫
太平洋の薔薇〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334740290
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

伝説の名船長・柚木静一郎は最後の航海を迎えていた。横浜への帰路を襲った海賊の罠。船を乗っ取った彼らの目的は、積荷や身代金ではなかった。裏で、悪名高いテロリストが糸を引いていたのだ。乗組員の命を楯に取られ、柚木は無謀とも言える嵐の海への航海に挑んでいく。同じ頃、ロシアでは100トンにも及ぶ、史上最悪の生物兵器が盗み出されていた―。大薮春彦賞受賞作。

著者等紹介

笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。2000年、『ビッグブラザーを撃て!』(『暗号―Back‐Door』改題)にて作家デビュー。’01年には『時の渚』で第18回サントリーミストリー大賞・読者賞をダブル受賞した。’03年の『太平洋の薔薇』で第6回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

31
ちょっと都合良すぎじゃないのと思いつつの上巻読了。事件の縁は見えてきたがどう収束させるのか下巻に期待です。2017/01/14

momo3626

24
面白くて、あっというまに、読了!一気読み。2015/08/13

keith

16
久々に王道の冒険小説を読んだ。外国人の登場人物の名前がなかなか覚えられないが、ここまでは文字通り怒涛の展開。どこへいくパシフィックローズ。2014/07/25

ゆであずき

15
読むのに少し時間がかかるけど中々面白く読み進められるテロの要因はいろんな事案が複合的にあると思われるが、オスマン帝国が第一次大戦下に百五十万人のアルメニア人を虐殺し、それを今のトルコ政府が認めない 民族の悲劇が重大なテロの要因になる2016/07/10

射手座の天使あきちゃん

12
マレーシア、ロシア、地中海クルーズ・・・ 舞台は世界、小道具はワクチンの存在しない致死率90%の生物兵器、壮大なスケールで盛り上げて・・・ でも重要なポイントに必ず日本人がいるんですねぇ(笑)2009/12/18

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