光文社文庫<br> 推理小説作法―あなたもきっと書きたくなる

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推理小説作法―あなたもきっと書きたくなる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334739287
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0195

内容説明

江戸川乱歩と松本清張。日本ミステリー界の二大巨頭が編者を務めた伝説的な名著を約半世紀ぶりに復刊。推理小説好きの読者にむけて、書き方の作法を多角的な観点から平易に指南する。中島河太郎「推理小説の歴史」、植草甚一「推理小説とスリラー映画」ほか、編者二人の論考も収録。特に、清張は「私の創作ノート」を公開しており、資料としても超一級。

目次

まえがき(江戸川乱歩)
推理小説の歴史(中島河太郎)
トリックの話(江戸川乱歩)
動機の心理(大内茂男)
素人探偵誕生記(加田伶太郎)
推理小説のエチケット(荒正人)
現場鑑識(平島侃一)
推理小説とスリラー映画(植草甚一)
推理小説の発想(松本清張)
あとがき(松本清張)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よし

16
特に松本清張の章が面白く、メモの内容や、小説の発想法など面白かった。2020/10/20

たけはる

8
小説を書く資料も兼ねて。推理小説ってどうやって書くんだろうなあと疑問に思い買ってみました。江戸川乱歩・松本清張を含むさまざまな著者がいろいろな切り口から「推理小説に役立つあれこれ」を論じるアンソロジー。松本清張の章が一番わかりやすくためになったかな。「メインストリートとなるトリックを作ればあとはそれに肉付けしていくだけ」は、普通の小説を書く上でもそうかもなあと頷きました。2022/03/06

金沢 衛

6
アメリカのものより懇切丁寧に執筆されており、また松本清張氏の創作メモも載せてあり、出血サービスの内容となっている。 最近は小説は推理というか警察ものになっていて、出版ふきょうもあり、あまり活発ではない。 探偵物は絶滅の危機に瀕していると言っていいほど。 トリックの話もあるし、現場鑑識もちと古いが書かれている。 現代も推理小説を執筆されている作家はたくさんいるのだから、10年に一度発行しても良いのではないだろうか? 日本推理作家協会様、お願いいたします!(^^) 2018/03/14

色々甚平

6
推理小説歴史からトリック、現場鑑識、アイデアなどを乱歩や清張といった複数の作家で書かれた。推理小説歴史や動機の心理という章は興味深く読めた。自分で書かなくても、作家の考えや推理小説の基本的な部分を知ることができるのは楽しめる。この本が書かれた頃が社会派ミステリーが台頭しはじめて世間で人気を得るようになった一つの岐路であるのも面白いタイミングだと思う。推理ゲームを楽しむ本格派が廃れて、犯人の動機を重視する物が多く出るようになり本格派好きの作家たちがガッカリしているのも当時の流行を知れる本でもある。2018/02/14

るー

5
推理小説を書くに当たってのエチケットや心構え、トリックや動機など様々な視点から推理小説を論じています。僕には推理小説を書く予定はないけど、何をするにしても応用が効くと感じた。松本清張のメモ書きが印象的。2017/05/10

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