内容説明
霧笛が帝都を震わせた夜、一隻の軍艦が水底へと消えた。海面には、無惨に喰いちぎられた乗員たちの遺骸が!まるで猛り狂った巨大生物が暴れ回ったあとのように…。海軍大将の密命を受けた木暮十三郎は、爬虫類の権威・深月博士が住む蛇神島に潜入する。そこには想像を絶する世界が待ち受けていた―。軍艦をも沈めてしまう怪物の正体とは。
著者等紹介
赤城毅[アカギツヨシ]
1961年、東京生まれ。立教大学卒。’90年から’92年までドイツ・ボン大学に留学後、千葉大学などで講師を務める。’98年、『魔大陸の鷹』で作家デビュー
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