内容説明
一九九七年、春の京都。九歳の少年がマンションの最上階から転落死。一方、中国返還に沸く香港では超能力者・鹿堂妃楚香が、猟奇事件の発生を予言する。おりしも京都に新拠点を構えた精神分析医の氷室想介は、そこに殺人計画の匂いを嗅ぎ取った。やがて二つの出来事は、数年後の京都魔界ツアーで交錯する!壮大なる「魔界百物語」の開幕を飾る、超・大逆転長編推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆかり
2
上巻全てが、事件のプロローグという感じで、ミステリーの要素は出てこない。ひたすら京都の地名やら歴史、果ては香港の歴史など、これが下巻を読むまでに必要なのかどうか疑問に思うほど、上巻は読み進めるのが苦痛だった。2013/05/11
ホームズ
2
100物語って・・・。2006/04/03
mari
1
何か読んでしまう吉村さんの本。上下巻まで引っ張る内容か~?と思いますか、京都の歴史もまとめて書いてあるのて歴史の再確認にいい!(笑)あとは写真もテンコ盛で楽しい♪怖い本やのに(笑)2011/12/22
ao
1
久々に吉村さんの本読みました。2010/09/24