内容説明
異質の表現ジャンルの絶妙なる融合。短歌にはミステリーがよく似合う!五・七・五・七・七―古来、日本人が慣れ親しんできた31音律の迷宮で事件は発生する。短歌が、ある時はトリックとなり、死のメッセージとなり、またある時は謎を解く鍵となる。俳人にして編集者の異才・斎藤慎爾が厳選した傑作短編、全十一編。編者による詳細な解説と現代秀歌集も秀逸。
著者等紹介
斎藤慎爾[サイトウシンジ]
1939年、京城生まれ。俳人。深夜叢書社編集長。『現代俳句の世界』全一六巻やアサヒグラフ増刊『俳句の時代』などの編集により、俳句ブームを起こす
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