光文社文庫<br> ガラスの獅子

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光文社文庫
ガラスの獅子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334727475
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

私立探偵・野崎通は、伯父の関島コンツェルン会長・関島陽之介に呼び出された。関島の長年の友人で、仕事のパートナーでもある林竜一郎が失踪したというのだ。野崎は林の捜索を開始するが、その直後、謎の二人組に襲われる。事件の背後に潜む巨大な陰謀とは?野崎は単身、敵に挑む!男のこだわり、生き方を描ききった傑作長編ハードボイルド。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

64
小さな集団の頭になるだけでも気苦労が絶えない。ましてや大きくなりすぎると脇も固めな、どこから突っ込みかけられるかわからん。信じていた友に裏切られることもあるやろう。それこそ男にとって腹を割って付き合える人がどれだけいてはるか、歳をとったら痛切に感じると思う。それだけ男の付き合いって限定されてしまってる(昔は)。仕事場しかない。女もそうかもしれないがまだ「趣味のお教室」とか「子供を通しての・・」とか幅広い。野崎さんも3巻目。伯父さんの片腕となるのか・・古い本だしもう続きはなかろう。想像の翼を広げて楽しむかな2016/03/10

GAKU

43
野崎シリーズ3作目。伯父の関島コンツェルン会長に呼び出された。関島の長年の友人で、仕事のパートナーでもある林竜一郎失踪の調査依頼。野崎は林の捜索を開始する。そこには単なる失踪だけではない、大きな秘密が隠されていた!今回も野崎がズタズタにされながらも、車、殴り合い、銃、釣り、果ては料理までと大活躍。伯父の友人林もいい味出していました。だからこそ余計にラストは涙を誘う。ブラディドールシリーズ、約束の街シリーズも良いけれど、この野崎シリーズ北方作品の中でもっと評価されても良いのではないでしょうか!⇒2016/02/28

ねこまんま

30
前作でもたいがいの怪我をしてるのに後遺症もなく、そして懲りもせず、またもやぎったぎたの傷だらけ。 ホンマにこの人は探偵なのか(笑) 企業の乗っ取り事件に命を懸けた男の戦い。 だけどその乗っ取り自体の詳しい背景や具体的な内容には触れず、人物像と心情だけにこだわって男のロマンを追求した作品。 ああ、男ってなんてバカなんだろう、と思いながら楽しく読んだ。 次は美有ちゃんのお話を読もう。2016/06/08

せ〜ちゃん

15
★★★★★ 野崎シリーズ3冊目。2020/07/22

たーくん

8
再読→→→私立探偵・野崎通は、伯父の関島コンツェルン会長・関島陽之介に呼び出された。関島の長年の友人で、仕事のパートナーでもある林竜一郎が失踪したというのだ。野崎は林の捜索を開始するが、その直後、謎の二人組に襲われる。事件の背後に潜む巨大な陰謀とは?野崎は単身、敵に挑む!男のこだわり、生き方を描ききった傑作長編ハードボイルド。2019/11/05

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