光文社文庫<br> カルパチア綺想曲(ラプソディ)

光文社文庫
カルパチア綺想曲(ラプソディ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334726188
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「ロンドン絵入り新聞」の新米記者ジョーが大事件に遭遇!ハンガリー独立運動の旗手ヴルム伯を救出することになったのだ。父の旧友でもある彼はカルパチア山脈に幽閉されている。同僚アランたちと救出の奇策を練るジョーだが…憲兵隊、巨大狼たちが行く手を阻む!?陰謀、罠、そして衝撃の真実。十九世紀末の欧州を舞台に描く痛快大冒険ロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ななな

2
オーストリア・ハンガリー二重帝国の話。思っていたほど面白くはなかったが、そこそこ面白かった。物語が横道に逸れるところが多々あり、スローテンポな印象。親父たちの動機にも何だか共感が持てなかった。2019/02/08

加治佐不比等

1
怪奇小説と見せかけて、最後はどたばたアクション。2020/01/27

なつき

1
ヨーロッパものとしては『アップフェルラント』の方が敵も味方も魅力的だったかな。主人公の女の子の活躍がいまいちないのと、相手役の記者もそんなに活躍してないのと、美味しいところは全部オヤジがもっててるからなあ。あとは敵がちょいとショボかった。2011/03/03

かくたす

1
同じ冒険小説類なら、アップフェルラント物語のほうが好き。自分勝手な敵キャラもカイゼルの方が一泡吹かせ甲斐がある。

Tetchy

1
小粒だ。登場人物設定があまりにも類型的だ。地の文の表現や比喩も無理してるという感があり、光るものが無い。これがあの一連の『銀英伝』シリーズや『創竜伝』シリーズや『アルスラーン戦記』シリーズを書いた同一作者とは到底思えない。2009/02/19

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