内容説明
超科学と戦国社会が交錯する異形の乱世と化した日本。淫虫を操る蛇紅の本拠地に向かう豪剣の士・武蔵たちの前に残虐な「螺力」の使い手・九魔羅が立ちはだかる。激闘に次ぐ激闘!犯し抜いて肉奴とした女を淫虫が引き裂き、恐るべき計画は最終段階に!時空をも自在に操る究極の存在「螺王」とは…。著者本人が傑作と豪語する伝奇巨編、戦慄の決着。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烏龍茶
1
漫画を読んでいるかのような面白さを感じる小説だった。グロテスクかつ官能的な描写が頻出するので、読むのが辛い時もあったが、全体を通して伝奇小説として王道を走っており、ハードボイルドで格好良いキャラクターや、気や螺力といった特殊異能、次の物語に繋がる伏線など、それらの要素に男心をワクワクさせながら楽しんで読めた。特に螺力を使った戦闘描写は、作者の想像力や筆致力が遺憾なく発揮されていて、空想の力を用いた戦闘をここまでリアルかつ正確に描けることに感心した。作者が後書きでそのことを自賛していて、思わず笑ってしまった2022/10/22
ほにょこ
1
★★★☆☆ 螺王と言われるとラ王を思い浮かべてしまいますね。ラーメンを極めし至高の存在!丼には雷紋という螺旋っぽいものも描かれていますし、ナルトもよく入っています。本書は魔獣狩りの前身みたいな印象でした。なかなか面白くはありました。2022/04/22
秋乃みかく
1
★★★☆☆ 再読。2010/10/19
samehada13
0
母が貸してくれた。2008/08/01
うめ
0
異形の者達の描写が好き。2010/07/20